2011-11-30

ライアンの旅飯 ドイツ編

寒くなりましたね。
パブ部レシピ担当のライアンです。

プロダクト担当のタツヲに負けじと、
ボクも『place by awoの冬支度』企画に合わせ、
冬においしい期間限定メニューを考えてみました。

そのひとつが『グリューヴァイン』。いわゆるホットワインですね。
ドイツで呑んだ味が忘れられず、あれこれ工夫して再現してみました。

ドイツはビールのイメージが強いけれど、
切手のモチーフになるくらい、ワインもよく呑まれています(特に冬)。


ボクがかつてデザイナーÄとドイツを訪れた時も、まさに冬真っ盛り。
その寒さのなかを毎日あちこちを歩き回っていたので、Äが遂に風邪でダウン。
仕方ないので彼を置いて外出したのですが、そんなとき、
通りの屋台で売られていたグリューヴァインが目に入りました。

そのアツアツのワインと、チェコの『KAMIKAZE(神風)』という名の
エナジードリンクをホテルで寝ていたÄに飲ませたところ、
翌朝には何事もなかったように元気になっていたのです。効くんだな~。

というわけで、冬の寒さに負けないグリューヴァインを、
パブ部でも出してみようと思いました。

ドイツワインは全体的に甘めが多いので、
パブ部でも、ベースは信州産甘めワインに設定。
スパイスなどを入れ込んで、身体の芯から温まる一杯に仕上がりました。
ドイツではクリスマス・マーケットなどの屋台でよく売られています。
風邪予防にもぜひ。
1杯820円で、12月1日からメニューに登場します。(R)

2011-11-29

place by awoの冬支度


こんにちは。
ご無沙汰しております、プロダクト担当のタツヲです。

12月1日木曜日から、あをぐみショールーム【place by awo】では、
『place by awoの冬支度』という企画がはじまります。

期間中、ショールーム内ショップ【The Store】では、
元気に冬を乗り切るためのアイテムをたくさん揃えて
みなさまをお待ちしております。

特に注目なのは、期間中のみ販売する各種セレクト商品。
冬の国ともいえるフィンランド、エストニアをはじめ、
リトアニア、チェコなどから、
温か~いアイテムが続々届いています。
どんなものが集まっているか……チラ見せしちゃいましょう。


おばあちゃんたちが丁寧に編んだミトンや靴下(オトナ用・コドモ用あります)、
香りも素敵なオーガニックのハンドクリーム、
ハッピーなお風呂が楽しめるバストリュフなどなど……。
写真だけでは分かりにくいので、ぜひ【place by awo】で実物をご覧ください。

すべて1点ものなので早いもの勝ち! ぜひ遊びに来てくださいね。(T)

2011-11-26

落語好きなもので

落語家の立川談志師匠がお亡くなりになって、
さまざまな記事などでその”巨星ぶり”が改めて話題となっています。

あをぐみはデザイナーÄも企画編集担当Öも、軽度の落語好き
(つまり詳しくはないが好き、ということ)。
東京にいた頃は、落語会もたまに行ったけど、
もっぱら演芸場の定席に通うのが楽しみでございました。

落語好きは編集部内でも知られていたので、
こんな企画を担当したことも。


2007年6月号の雑誌『BRUTUS(ブルータス)』の別冊付録で、
落語漫画を集めたオムニバスブックです。
何というか、完全に”趣味”だと思っているものが仕事になるのは、
ちょっとくすぐったいような不思議な気分。気合いの入り方も変わります。

本誌は、「え~、なにせミュージシャンは落語好きなもので!」
というタイトルのもと、
さまざまな音楽家や落語家の話が読める楽しい一冊でした。
その別冊であるこの冊子は、
過去に刊行された落語に関する漫画をあれこれ集めて編んだもの。
落語の漫画だから”オチマン”なわけです(落語研究会=オチケン、と同じ語法)。

久々に自分でも読み返してみたくなったので、
本誌とともに、しばらく弊社ショールーム【place by awo】に
置いておくことにします。
【Bookish Pub】で温かい飲み物でも飲みながら、ご覧ください。(Ö)

2011-11-25

【The Store】の商品 その3


日常に遊び心を! と考えるあをぐみがデザインした商品。
その大半はさまざまな技術力&得意技をもったつくり手が、
ひとつひとつ丁寧に手づくりしてくださいます。

今回ご紹介するのは、ぬいぐみmadeの「トートバッグ」。
持っていて楽しくなっちゃうバッグがほしいと考えたあをぐみが、
いかに楽しくするかを考えてデザインしたもの。
それを、ミシンワークが得意なぬいぐみメンバーが、
丁寧に縫いあげてくれました。

素材は、撥水性のあるコーティング生地。
表面のマジックテープ部分にワッペンをペタペタ貼って、
自分仕様に変えてしまおうというのがコンセプトです。
(マジックテープのカタチは円形、蝶ネクタイ型、ネクタイ型、リボン型の4種)。
名前をはるもよし、楽しいキャラでいっぱいにするもよし。
別売ワッペンも今後充実させていく予定なので、ぜひ素敵にアレンジしてください。

小:¥5,420


大:¥5,850


よこなが:¥5,420


バッグをもって、街に出よう(寒くても)!(ÄwÖ)

2011-11-24

ネコの買い物用


ネコ用につくったのではありません。
ソープネットの試作です。
でもネコのお気に入り。(Ö)


2011-11-22

【Bookish Pub】のテイクアウトメニュー


前回までショールーム内ショップ【The Store】の商品をご紹介してきましたが、
今回は飲食スペース【Bookish Pub】から、
「ready to go」と名づけられたテイクアウトメニューの一部をご紹介。
もちろん店内で召しあがってもいただけます。

●やきを 各¥270
信州名物おやきを、あをぐみ的に発展させたファストフード。
どういう方向に発展させたのか……? それは、お酒に合う方向です。
【Bookish Pub】のナチュラルワインやシードルにもぴったり!


1)定番「赤のやきを」
牛肉とキノコ類を、赤ワインを効かせたデミグラスソースで煮込んだ具が
たっぷり入っています。

2)季節のやきを
しばらくフレッシュなバジルとトマトを使った
「豚肉バジル×トマト」をお出ししていましたが、
そろそろフレッシュバジルが手に入りづらくなってきたので、
冬メニューに変更しました。
それは、塩麹につけ込んだ豚肉と信州りんごを日本酒で炒め煮した
「塩麹ブタポムポム」。
歯ごたえを残したシャッキリりんごの甘さと塩麹が、絶妙なバランスです。

「やきを」2個と「本日のスープ」をセットにしたスープセット(¥800)も
おかげさまで好評中。
現在は、今が旬の大根をどーんと使い、
貝柱の旨みを効かせたあっさりスープをご提供しています。


スープで身体の中からじんわり温まってください。(ÄwÖ)

2011-11-21

【The Store】の商品 その2

前回に続き、ショールーム内ショップ【The Store】で購入できる
あをぐみオリジナルアイテムをご紹介します。

『やさしいせっけん』2種
35年以上も自然派せっけんを追究し続ける、長野県佐久市の「ねば塾」。
そことの協同で実現した、あをぐみオリジナルパッケージのせっけんです。
*ともに化粧石鹸ではありません。

1)パームオイルのソープ ¥510


サイト「アットコスメ」でも人気となったせっけんを、
ギフト需要にも対応できるパッケージにしたタイプ。
パームオイルとパーム核オイルを使っており、
しっとりとした洗いあがりが期待できます。


2)ソープネット入りナチュラルソープ ¥970


古来の製法そのままの“炊込み”でつくった素朴な固形せっけんを、
アクリル100%の毛糸で編みあげたソープネットに入れました。
ネットはあみぐみメンバーによるハンドメイド。
やわらかくて溶けやすいナチュラルせっけんも、
これに入れると使いやすく、型くずれも気になりません。

ともに、自然派せっけんのやさしさと、
それを真摯に追究し続ける「ねば塾」さんの飾らない感じをイメージして
パッケージをデザインしています。
装飾を簡素にして手触り感をもたせたことで、
ナチュラルな美しさを表現できたかなあと、自画自賛。

あをぐみではこうした商品のパッケージデザインも承っております。
お気軽にご相談ください。
商品のお問い合わせもデザインのお問い合わせも、
info@awo-gumi.comまで。(ÄwÖ)

2011-11-20

【The Store】の商品 その1


「あをぐみオリジナルの商品にはどんなものがありますか?」
といううれしいお問い合わせをいただいたので、
少しずつこのブログでもご紹介して行きたいと思います。

今日は、最近人気が高くてよく出ている商品のなかから、
食事の時間をやわらかく彩ってくれる、
2つのオリジナルアイテムをご紹介します。

●アヲキのカッティングボード 3種
建築材の端材を活かすべく、工務店と試行錯誤してつくりました。
信州産の杉材を使った、丈夫で使い勝手のよい一品。
まな板としてはもちろん、
切ったものをそのまま出せるプレートとしてもお使いいただけます。

大:¥2,780


小:¥2,100


持ち手つき:¥2,780


焼き印には、宗教家マルティン・ルターとも言われる出典不明の言葉
「たとえ明日、世界が終わりになろうとも、私は今日リンゴの木を植える」の
後半部をグラフィカルに入れました。



●キャンドル フォー ディナー
香りのキャンドルが人気ですが、食事時に灯すなら無香料が一番。
製作は塩尻市の授産施設「エフォート マシュマロ」のみなさん。
丁寧に手づくりされ、ひとつとして同じデザインのないキャンドルの、
暖かみある明かりを楽しんでください。
この時期のプレゼントとしても最適です。

しかくい:¥1,460/まるい:¥880


点灯するとこんな感じ。
アヲキのカッティングボードをキャンドルホルダー代わりにしています。
持ち手があるので、火がついたままで移動できて便利!


商品についてのお問い合わせは
info@awo-gumi.comまで、お気軽にどうぞ。(ÄwÖ)

2011-11-19

紅葉見酒とそのおとも


先週末は久々に晴れたものの、
ここのところ週末になると雨……というパターンが続く松本。
でも街中が紅葉真っ盛りで、山も街もカラフルに染まっており、
ただ歩いているだけなのに妙にウキウキしてきます。

あをぐみは東京時代にも比較的緑が多い地区にいたので、
近隣の公園などで春は桜、秋は紅葉が楽しめていました。
でも、統制&去勢された街路樹と、
それ自身が意志をもってそこに立っているような樹木との違い、意外と大きいです。

そして松本に移ったあをぐみ。現在の事務所の奥には庭があるのですが、
そこに小さいながらも紅葉が。
今が見ごろのピークで、天に向かって赤い手のひらをたくさん差し伸べています。
事務所のテーブルからこの紅葉を眺めながら、酒が呑めるのよん。ふふふ。


そんな紅葉見酒(何と読むのか。もみじみざけ?)のおともに、
ピリリとしたおつまみをつくってみました。
以下、パブ部のライアンによるご説明です。
===
こんにちは。ライアンです。
この間まで香港に行っていたことは前のブログでお伝えしましたが、
その時に市場で購入した花山椒を使い、ピリッとおいしいおつまみを考案しました。
オーガニックの黒砂糖を絡ませ、さいごに山椒をパラリと散らしたクルミ。
これ、マジうまし。ビールはもちろんですが、
スパイシーな赤ワインとの相性は抜群です。
酒が進みすぎないよう、お気をつけて!
====


20g(小皿一杯分)単位で販売しています。
テイクアウトもできますので、ぜひご利用ください。(ÄwÖ)

2011-11-18

あたたまる

寒くなりました、非常に!
にもかかわらずショールーム「Place by awo」のエアコンが
作動しやがらない……。
慌てて灯油を買いに行ったので、今はブルーフレームで温まっています。


ぬくいわ~。
やっぱり炎が見えるストーブっていいですよね(暖炉には負けるけど)。

そしてショールーム内パブ『Bookish Pub』では、
身体の芯から温まるドリンクをご用意しております。

「ホッとするあたたかいリンゴジュース」もそのひとつ。
信州蓼科産のふじをギュギュっと絞ったおいしいジュースをベースに、
シナモンをちょこっと足して奥深い味わいにしております。
ビタミンCも摂れて風邪予防にもなりそう。ぜひお試しを。

好評の「やきをのスープセット」は、でかい大根が入ったあっさりスープ。
この時期においしい大根が、もっとおいしくなるよう、
面取して味がしみやすいよう隠し包丁を入れ、
さらに軽く干してスープにしています。


パブ部のライアンが香港で仕入れてきた貝柱の滋味深さが、
大根一切れ一切れに染み入ってます。
やきをと一緒に、ハフハフしながら食べてください。

そうそう、松本経済新聞さんに取材していただきました。
うれしいな。(ÄwÖ)

2011-11-16

飲み干されたワインは?


先日、【Bookish Pub】でお出ししていたナチュラルワインが
どんなワインを出していたのか知りたいというご意見をいただきました。
ありがたや。

というわけで終わってしまったワインですが、データをご紹介したいと思います。
まずは白ワイン。


マルク・ペノ『ラ・ボエム2009』
フランスのロワール地方(ペイ・ナンテ地区)でつくられた、
ミュスカデ100%の白ワインです。

ワイン名であるラ・ボエムは、
「勝手気ままな人生を送る人」つまり「自由人」という意味。
AOCの枠に捕らわれず、自由にワインをつくる道を選んだオーナー、
マルク・ペノさんの生き方を象徴するネーミングだそう。

ビオロジック農法でつくられ、ミュスカデなのに
コクと蜂蜜のような甘い果実の香りが楽しめる複雑な一杯でした。

注目してほしいのはラベルのデザイン。
スピルバーグ監督による実写映画が公開されようとしているベルギーの漫画
「タンタンの冒険旅行」の作者によるイラストがキュートです。

そして次は赤ワイン。


クロ・バガテル『サン・シニアン ルル・カリニャン2009』
フランスのラングドック地方(A.O.C.サン・シニアン)でつくられた、
カリニャン95%、グルナッシュ5%の赤ワイン。

ルルはオーナー(リュック・シモン)のあだ名で、
ラベルのイラストは彼の似顔絵です。
何だか温和に見えますが、手摘みによる収穫を含め、
栽培方法は曾祖父の時代から一切変えていないという頑固ぶり。
除草剤も一切使用していません。

実はあをぐみスタッフも初めて飲んだのですが、
ビオワインのイメージを覆す豊かな味わいにびっくり。
色は若々しいのですが、熟した果実やガリッグ(香草)が感じられる、
フルーティーな味わいでした。

リクエストがあれば再入荷も検討しますので、
興味のある方はinfo@awo-gumi.comまでお気軽に!(ÄwÖ)

2011-11-15

余談の嵐

昨日、やたらにヘリが飛んでいるなあと思いながら
打ち合わせのために松本城近くまで出かけたところ、
たくさんの警備員と人だかり。
何ごと? と思ったら皇太子が来松しているとのこと。
旧開智学校などを見学されたそうです。
なるほど、だから厳重警備だったのね。

さてさて、余談はさておき、
今週の「place by awo」は、木曜日が研修のためにお休みなので
金曜からのオープンとなります。

そしてまた話がかんけーない方向に飛びますが、
フィンランドで撮った一枚。


左の男の子のスタジャンの「マキタ」、なんだろう?

海外に行くとたまに、へんてこりんな日本語の入れ墨をしてる人がいて、
「ネイティブチェックしてもらえばよかったのにね~」となぐさめたくなる。
以前に見かけて笑ったのは、腕にデカく「巨漢です」と彫ったマッチョ男。
見ればわかるよ。(Ö)

2011-11-13

今月のナチュラルワイン


あをぐみショールーム「place by awo」の一画にある、
飲食スペース【Bookish Pub(ブッキッシュ パブ)】では、
毎月違ったナチュラルワインを一杯1000円で楽しんでいただけます。

ところが今月のはじめに出していた赤と白が、好評につき完売してしまったので、
新たに2本を追加いたしました。



右の赤いラベルのものは
「ジャン・ダヴィッド/コート・デュ・ローヌ・ルージュ2009」。
フランスのコート・デュ・ローヌ地方でつくられ、
グルナッシュ、シラー、カリニャンなどがアッサンブラージュされた、
タンニンが細やか&まろやかな赤ワインです。

つくり手であるジャン・ダヴィッドさんは、
祖父が残した「ワインと一緒に四季を過ごす」という言葉を守り、
化学物質を一切使用しない農法を貫いているそう。
醸造も室温のまま醗酵させるなど、
自然の環境を生かした伝統が脈々と引き継がれています。

そして左の白い方は、
「ヴィエイユ・ジュリアンヌ/ドーマン ラ・ピオッシュ2009」。
同じくフランスのコート・デュ・ローヌ地方でつくられた赤ワインです。

カベルネ、グルナッシュ、シラー、メルロほかのアッサンブラージュ。
つくり手のジャン=ポール・ドーマンさんが立ちあげた新プロジェクトワインで、
才能溢れる若き栽培家たちが育てたブドウでつくる新たなラインナップだそう。

ラベルに描かれているのは、古くからの農具「つるはし」。
伝統的農業に基づいたシンプル&繊細なワインをつくろうとする
ドーマンさんの理念が、こんなところにも現れています。

肝心のお味はというと、酸味と果実味、渋味のバランスがよく、
複雑な奥行きも感じられる、満足度の高い一杯。


どっちの赤もコクのあるタイプなので、こういう濃い~ブラウニーにも合う。
甘いものとワイン???……と思う人もいるかもしれませんが、
意外に合うのですよ。ぜひお試しを。

ちなみにこのブラウニーは、チョコレートではなく
カカオマスでつくったビターな一品。
200円で販売しており、テイクアウトもしていただけます。
ワインだけでなく、パブでお出ししている
ケニア産オーガニックのコーヒーとも好相性!(ÄwÖ)


2011-11-12

峠を越えて3時間


東京時代からの知り合いで、
現在は長野県茅野市に住むグラフィックデザイナーの富岡さん。
何と、あをぐみショールーム「place by awo」まで、
自転車でやってきてくださいました。ひゃ~!

茅野と松本は直線距離でも30km以上離れているし、
その間には塩尻峠という急勾配の峠もどーんと聳えていて、
簡単に自転車で来られる距離ではありません。
……ほとんどアスリートだぜ。

でも久々にお会いできて楽しかったなあ。
いろいろ刺激も受けました。

今度の12月4日の日曜に、いちにちだけのブックカフェをオープンするそうです。
テーマは「クリスマスと新年」。


自身も2児の父であり、社会的活動にも関心の高い富岡さんだからこその内容。
画像だけだと見づらいので、詳しくはサイトへ。

子供もおおよろこびの安心安全なおやつも振る舞われるし、
普段お会いすることのないおかあさん・おとうさん同士の交流もできそうなので、
興味のある人は茅野まで足を伸ばしてみてください、ぜひ。

場所はここ。(ÄwÖ)


2011-11-11

カーサのパン


最新号の『カーサブルータス』は、パンの大特集。

松本のパン屋さんも2軒、載ってます(あをぐみ企画編集部Öが取材しました)。
どこが載っているかは、ぜひ本誌でご覧ください。

大好きなコレも載せたよ~。
この時期は軽くあぶってバターをのせていただくのです。うまし!(Ö)


2011-11-10

ヒゲのシェフ



今日から「place by awo」に並んでいる商品「ヒゲのシェフ なりきりセット」。
子供さんに「お手伝いさせたいな~」と思っている人に、
ぜひおすすめしたい、笑える一品です。

中に入っているのは……


大人も使える巻き型エプロン1点と、


コックさん用の帽子1点、子供サイズのヒゲつき抗菌マスク1点。
計3点セットになっています。

マスクは子供用ですが、そのほかは大人でもOKのサイズ。
家族で休日のお料理タイムを楽しんでもらえるとうれしいなあと思いながら
デザインいたしました。

この商品も、ぬいぐみメンバーがひとつひとつ、
楽しく丁寧にハンドメイドしております。

ストライプの色と太さ違いで、今のところ3種類のご用意があります。
ぜひ店頭で選んでください。(ÄwÖ)

2011-11-09

ライアンの旅飯:香港編1


こんにちは。
パブ部のライアンです。

ちょっと前まで香港をウロウロしておりました。
好きなカフェでまったりしたり、


市場でギョッとする食材に出会ったり……。


そんな香港の味をパブ部メニューにも取り入れてみようと、
中華スープやお粥などによく使われているホタテの貝柱を購入。

今週の木曜からお出しする「やきをのスープセット」では、
その貝柱でとった出汁をオリーブオイルで香りづけし、
大胆なまでに大きくカットした野菜をコトコト煮込んだ
優しいスープを召しあがっていただけます。

野菜は、無農薬栽培歴の長い地元のつくり手が
丹精込めて育てたものを中心にチョイス。
立冬をすぎたこの時期らしく、大根が主役です。

やきをは定番である「赤のやきを」と、
日替わりのお味を出しています(セットだと2種類食べていただけます)。
ちなみに「赤のやきを」の具は、デミグラスソースで煮込んだ牛肉とキノコ。
そのコクと固めの皮との相性もよろしいかと。


この時期の信州は寒いはず。
ぜひスープでぬくぬく温まってください。(R)

2011-11-06

課題図書を追加

ショールーム内パブ【Bookish Pub】で読める今月の課題図書については
前回のブログでもお知らせしましたが、
そこに新たに一冊追加します。


それがこの本「呉東龍の東京設計生活」。
若手台湾人デザイナーである1976年生まれの呉くんが東京を訪れ、
デザインという視点で見た東京ライフをレポートするという内容です。
台湾の本なのでぜ~んぜん読めないのですが、画像満載だし、
漢字ヅラを見ればぼんやりとながら意味もわかる。

何より、デザイン好き外国人が見た東京という、
異国性と客観性がおもしろい&新鮮!
デザイナーだからなのか個人のセンスなのか、目の付け所もいいのです。
それに、「外国の人にはこういうのが面白いんだなあ」と
われわれ日本人側も新発見があって、ホント楽しい。

デザインは客観性のたまもの。
そう考えればこの本は、現在の日本(東京)デザインを、
かなりの感度で照射しているといえるでしょう。

というわけで急きょ課題図書に加えました。
【Bookish Pub】自慢のあたたか〜い濃厚ホットショコラでも飲みながら、
ゆっくり読んでみてください。(ÄwÖ)

2011-11-05

平清盛 王朝への挑戦(別冊太陽 日本のこころ 190)

あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『平清盛 王朝への挑戦』(別冊太陽 日本のこころ 190)平凡社刊
が発売になりました。


別冊太陽の歴史読み物を手掛けたのは『戦国大名』に続き2冊目。

歴史物は、新発見などあったりすると学生の頃に教わったこととは、
だいぶ変わっていたりして、面白いですよね。
とは言え、違いすぎて戸惑うこともあります。

わかりやすところで言うと、肖像画。

源頼朝、足利尊氏、聖徳太子などなど。
名前を聞けば、パッと肖像画が思い浮かびますが、
現在は、びみょー、またはハッキリ別人と修正されていたり。
だから、世代によって思い浮かぶ顔がまったく違うのでは。

歴史物の小説や映像作品が好きな人ならともかく、
学業を終えてしまうと歴史を学ぶ機会って案外少ないように思います。
よっぽどビッグニュースにならないと、
自分の中で情報が更新されずに、小学生の頃の知識で止まっていたりする場合も。

話しが清盛から逸れてしまいましたが、
今まで多く描かれてきた源氏目線とはまた違った平家について
新たに興味を持てる一冊に仕上がったかなと。
ちなみに来年のNHK大河ドラマは「平清盛」。

ぜひ書店にて。(Ä)

2011-11-04

駐車場、あります


ご要望の多かった駐車場、やっとこさご用意いたしました。
あをぐみのすぐ目の前にあります。
くわしくはこのページをご覧ください。


とりあえず仮の目印を貼ってありますが、近日中にちゃんとしたものに変えます。


一方通行に沿って入ってくると、あをぐみおよび「place by awo」が左に見える、
このスペースです。(ÄwÖ)

2011-11-03

最初の「課題図書」


ショールーム「place by awo」の一画にある
飲食スペース【Bookish Pub(ブッキッシュ パブ)】。
そこでは常設の文庫本のほか、
月に1回更新する「今月の課題図書」を読んでいただけます。


栄えあるオープン月である今月……いろいろ考えた結果、
原点ということで「現代ニッポンのデザイン」が見える10冊を選びました。
そのブックリストをご紹介しましょう。

1.『デザインの解剖』1~5 佐藤卓
2.『おまんのモノサシ持ちや! 土佐の反骨デザイナー・梅原真の流儀』篠原匡
3.『デザイナー誕生 近世日本の意匠家たち』水尾比呂志
4.『デザインするな DRAFT 宮田識』藤崎圭一郎
5.『DESIGN=SOCIAL デザインと社会のつながり』柳本浩市
6.『芸術家とデザイナー』ブルーノ・ムナーリ
7.『デザインのデザイン』原研哉
8.『ちいさな1』アン・ランド&ポール・ランド
9.『“インハウスデザイナー”は蔑称か?』山本雅也
10.『60vision』ナガオカ ケンメイ

最後の10は、あをぐみ企画編集部Öが執筆に携わった一冊で、手前みそ感ありあり。
余談ですが、ナガオカさんが代表を務める「D&DEPARTMENT」の 長野店、
残念なことに10月末で閉店してしまいましたね。一度も行けなかった……。


選んだ理由などを書いたポップと、今日まで東京ミッドタウン開催されていた
デザインタイド2011」などの資料とともに、カウンターにご用意しております。
ぜひ読みに来てください。(ÄwÖ)

2011-11-02

ぎゅうぎゅうの風船


晴天の昨日、あをぐみショールーム「place by あを」、
晴れ晴れとオープンいたしました。

オープンまで多方面からお手伝いくださった方、
お花とかお酒とかもってきてくださった方、
おめでとうメールをくださった方、さまざまに気をかけてくださった方、
遠くからテレパシーを送ってくださった方……
すべての方々にただ感謝感謝でございます。


ウインドウ。なんだこりゃ?
近づいてみると……


あを色の風船ぎっしり。
そのなかに「place by awo」色のピンクのでかい風船。

オープニングといえば風船でしょう、という文脈に沿いつつ、
それをバカバカしいまでに積み上げたらどうだろう、と。
ただ、これだけ膨らますの、大変でした(もちろんポンプ使用だけど)。

「おとうさん! 見て、見て、すごい! 見て~!!! ふうせん~っ!!!!」
という子供の絶叫が通りから響いてきて、笑ってしまった。
このひとことで苦労も報われました。

今週は6日まで毎日11~19時までオープンしています。
3日は市民祭で街中がにぎやかみたいだから、それに合わせてぜひお越しください。
お待ちしております!(ÄwÖ)