あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『平清盛 王朝への挑戦』(別冊太陽 日本のこころ 190)平凡社刊
が発売になりました。
別冊太陽の歴史読み物を手掛けたのは『戦国大名』に続き2冊目。
歴史物は、新発見などあったりすると学生の頃に教わったこととは、
だいぶ変わっていたりして、面白いですよね。
とは言え、違いすぎて戸惑うこともあります。
わかりやすところで言うと、肖像画。
源頼朝、足利尊氏、聖徳太子などなど。
名前を聞けば、パッと肖像画が思い浮かびますが、
現在は、びみょー、またはハッキリ別人と修正されていたり。
だから、世代によって思い浮かぶ顔がまったく違うのでは。
歴史物の小説や映像作品が好きな人ならともかく、
学業を終えてしまうと歴史を学ぶ機会って案外少ないように思います。
よっぽどビッグニュースにならないと、
自分の中で情報が更新されずに、小学生の頃の知識で止まっていたりする場合も。
話しが清盛から逸れてしまいましたが、
今まで多く描かれてきた源氏目線とはまた違った平家について
新たに興味を持てる一冊に仕上がったかなと。
ちなみに来年のNHK大河ドラマは「平清盛」。
ぜひ書店にて。(Ä)