2018-10-24

もっと知りたい刀剣 名刀・刀装具・刀剣書

あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『もっと知りたい刀剣 名刀・刀装具・刀剣書』(東京美術刊)が、発売になりました。


オンラインゲームからはじまり、さまざまな展開をしている『刀剣乱舞』の影響もあって、ここ数年、刀剣はかなりの……いやホントびっくりするくらいの人気コンテンツになっているのです。
この一冊も、『刀剣乱舞』で初めて刀剣に興味をもった人はもちろん、以前からの刀剣好きにも充分に楽しんでいただける仕上がりになりました。

僕自身はゲームには詳しくないんですが、「銘」や「名物」も、萌えポイントになってるんだろうなあと共感しています。何しろ「骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)」とか、カッコいい名前すぎて、それだけで萌えそうだなあと。「にっかり青江(あおえ)」なんてのもユニークで好きです。

……えー、話しを本に戻します。
東京美術の「もっと知りたい」シリーズは、表紙フォーマットが決まっていて、基本的に別のデザイナーが表紙のみを担当されています。
なので今まで当ブログで同シリーズのことを紹介した際は、表紙画像を掲載してきませんでした。
でも今回は例外的に表紙も含めてあをぐみがデザインしたので、表紙についてひとこと。

本文で裏側に彫られた不動明王も詳細に紹介されている「山伏国広(やまぶしくにひろ)」という刀を3分割し、表紙にレイアウトしています。原寸よりわずかに小さいのですが、実は3冊縦に並べると、刀剣のもつ迫力がより感じられる仕掛け。刀剣好きの仲間が3人そろうことがあったら、ぜひつないでお楽しみください。(ä)