2015-10-29

はじまります!「まつもと演劇祭」

いよいよ本日(10月30日)から11月1日までの三日間、20回目の「まつもと演劇祭」がスタートします!
今からパスポートを握りしめて楽しみにされている方も多いのでは。

素晴らしいパフォーマンスが披露できるように、
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、最後の追い込みで大忙しでしょうね。
あをぐみも楽しみにしております。


松本市内で、この顔とロゴが気になっていた方は、まずはピカデリーホールまで足を運んでみてください! 各公演の情報が得られると思いますよ。(ÄwÖ)

2015-10-22

古本、人気です

最近あをぐみの書棚を整理したこともあり、
先週からショールーム【place by awo】の店頭で古本を大放出しています。


アート好き・デザイン好きの方に刺さるセレクトが多いようで、
先日もアート関係者・デザイナーの卵といった人が訪れては
大量買いしてくださって感謝感謝。

たとえば伝説のローマ字書き雑誌「zyappu」とか。


1994年に創刊され99年まで発行されていたファッション雑誌で、
編集長は写真家でもあった伊島薫さんでしたねえ。なつかしい。
先ほどぺらぺらとめくっていたら楽しくなって、売るのがもったいなくなったほど(笑)。

雑誌以外にも読み物、研究本などいろいろあります。
思い立って足したりもしているので、日々少しずつ更新中。
掘り出し物を探しにいらしてください。

ちなみに今週の日曜(25日)は14時で閉店しますのでよろしくお願いします。(Ö)

2015-10-18

今度は前橋

風に吹かれて各地をさまようあをぐみÖ。
先日の京都に続き、今回は群馬県・前橋へ。

目的はこれです。


前橋の新しいアートセンター的存在の「アーツ前橋」。ここで今開かれているのが建築と美術から「住む」ことを考える企画展「ここに棲む」です。

展覧会は撮影可だったのでいろいろ撮ってみました。地域とコミットした建築的取り組みなどの紹介も。


丸太が積みあがったこの展示、地場産業と福祉を掛け合わせたすごい画期的なアイデアで、その鮮やかさに頭の中が熱くなるのを感じました。

また、展示の一番最初にあったこの巨大オブジェクトにもワクワクしたなあ。巨大すぎて見切れてますが……。


「わたくしだったらどの部分に住もうかしら」と考えると楽しくて、しばし童心にかえって口を開けながら眺めてしまいました。

あをぐみが松本に移って4年が過ぎましたが、地方に住むことの唯一無二性をもっと真剣に考えていかなきゃなあと、この展覧会を機に決意を新たにしました。(Ö)

2015-10-14

TAKUYA TYCONIST ULTIMATE LIVE

京都へ出張していたあをぐみÖと時を同じくして、あをぐみÄは別の出張で東京に行ってました。
10月8日に北沢タウンホールで開催された、タイコニスト TAKUYA のライブでございます。

TAKUYA はあをぐみがアートワークを担当する新進気鋭の和太鼓奏者。この日はCDレコーディング・メンバーが集結した特別なライブを行いました。

TAKUYA のライブは過去何度か拝見していますが、ピアノや尺八、ギターなどなどライブごとに相手楽器の組み合わせがさまざまでした。主にトリオ編成が多くて、バンド編成でのライブは今回が初めて。どんな演奏になるのかなあと楽しみに下北に向かいました。

ライブでは TAKUYA 渾身の一打一打に加え、支えあうバンド・サウンド……その迫力に圧倒されまくり。楽器としては“和太鼓”だけどジャンルとしては”プログレ”なんだな〜と実感しました。とにかくかっこよかった!


(なんとライブは録音・撮影OK!)

セッションする楽器によって、和太鼓の可能性がグンと広がることがよ〜くわかったので、今後の展開が楽しみで仕方ありません。
あをぐみもデザインで TAKUYA を盛り上げていく所存です。(Ä)

2015-10-13

楽しきワークショップ

先日11日の日曜日、まつもと演劇祭関連ワークショップが松本市内(長野市と名古屋市でも同時開催)のあちこちで行われました。
主には演劇の内容だったのですが、あをぐみショールームでは「演劇祭エンブレム入りトートバッグをデコる」というワークショップを行いました。


多くの人にご参加いただき、この場を借りてお礼申しあげます。来てくださった方、どうもありがとうございました!!

エンブレムをこんな風に半分だけ入れた方も。


他にもエンブレムパーツをバラバラにして配置してプリントした方もいました。みなさん、アイデアが斬新!

さらに、布に描けるペンやビジュー、スパンコールなどのパーツで思い思いにデコっていただきました。楽しかった~。
ひとりひとり全く違うバッグができあがりましたよ。

たまにはこういうワークショップも楽しいですね。また機会があれば企画してみようかなあなんて味をしめてみました。(ÄwÖ)

2015-10-11

この現代琳派もすごい

前回紹介した国立博物館はもちろんですが、
京都の琳派関連企画としてあをぐみÖがぜひ見たかったのが、京都府立植物園の『パンテオン-神々の饗宴-』。

美術家のヤノベケンジさんと、きゃりーぱみゅぱみゅの演出でも知られる増田セバスチャンさん、そして照明アーティストの高橋髙橋匡太さんのコラボレーション作品です。

特に夜間のライトアップの時に見ると心がビリビリと揺さぶられること間違いなし。


あ、でもこの感動的な夜間の開園……実は今日で終わっちゃいます。
たまたま今日このブログを京都で見ているというラッキーなあなた(いるかな?)ぜひお見逃しなきよう。って、そんな人はほとんどいると思えないので、YouTubeでその様子をご覧ください。(Ö)

2015-10-10

琳派400年

琳派(りんぱ)……日本画が好きな人ではなくても、どこかでこの言葉に触れた方は多いのではないでしょうか? 俵屋宗達という画家から続くこの”派”についてはググっていただくとして、今年は琳派が誕生してから400年という節目の年なのです。

というわけで京都では琳派にまつわる大小さまざまな展覧会があちこちで開催中。
特に目玉は今日から京都国立博物館ではじまった『琳派 京(みやこ)を彩る』でございます。


『風神雷神図屏風』など、教科書でも見たことがあるであろう歴史的絵画もずらり。会期が秋の紅葉シーズンと重なることもあり、混雑必至の展覧会でございます。

今日からのオープンに先んじて内覧会があったのですが、すでにかなりの人が訪れていました。あの雑誌やこのTV局など取材陣もたくさん。

あら、こんな人も来ている……。ずいぶん熱心に1枚の絵をご覧になってますね。


え、「これは俺の絵」? あ~、ホントだ。


国立博物館の新しいキャラクター「トラりん」だそうです。
画中と同じポーズをしてくれたうえ、ご丁寧にあをぐみÖに名刺もくださいましたよ。いや、マジで。ほら。


立派な本名をおもちで……。

トラも訪れる琳派展。みなさまも秋の京都旅行と合わせてご覧になってはいかがでしょうか?(Ö)

2015-10-02

「まつもと演劇祭」はじまる 3

2回にわたりデザイン印刷ネタを披露してきましたが、
今回は肝心のまつもと演劇祭に話しを戻しましょう。

この演劇祭、前売りパスポートなら何と2000円で、全公演のお芝居見放題です。
何とリーズナブル! 演劇は敷居が高いと思っていた人も、この価格なら気軽に足を運びやすいのではないでしょうか。


というわけで10月30日〜11月1日は、市内5個所で開催される「まつもと演劇祭」へお出かけくださいませ。

ちなみに10月11日の「まちなか!ワークショップ」には、あをぐみも参加します。
詳しくはまた追って。(ÄwÖ)

2015-10-01

「まつもと演劇祭」はじまる 2


前回はトラのことで煮え切らないブログとなりましたが、今回は代わりに印刷のことをお話しします。ちょっとマニアックな内容になりますが、印刷好きの方はぜひ読んでみてください。

チラシとポスターは市内にある藤原印刷にお願いしました。
お気づきの方も多いかと思いますが、特にチラシの表側はかなりイレギュラーな印刷をしていただいてます。



通常、フルカラー印刷は4色のインクで刷られます。ところが今回はシルバーと蛍光ピンクという特色インクも使用しているので、そのまま印刷すると通常の4色+特色2色ということで、6色印刷になってしまいます。

それはそれでアリなのですが、今回のチラシでは実験的に、通常の4色のうち「マゼンダ」のインクを使わず、それを蛍光ピンクに置き換えた5色印刷で仕上げてあるのです。

たった1色の差ですが、使用できる印刷機などコストにも大きく影響するのであなどれない……。というわけで1色減らすことでコストも抑えられたうえ、仕上がりが独特の雰囲気になって一石二鳥!

だいぶ専門的な話になってしまいましたが、より詳しいことを知りたい方はぜひあをぐみに声をかけてください。(ÄwÖ)