あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『ドイツ・ルネサンスの挑戦 デューラーとクラーナ』(東京美術刊)、をご紹介します。
以前ご紹介した『あやしいルネサンス』は「あやしい」を切り口にルネサンス美術を紹介した一冊でしたが、本書は特に、ドイツ最大の画家と言われるアルブレヒト・デューラーと、ちょいエロな画風で独特の人気を保つルカス・クラーナハを中心に、ドイツで活躍した画家とその作品を取り上げています。
ルネサンスと言えばイタリアというイメージがありますが、ドイツでも独自の表現スタイルで興味深い作品が生まれているんですね〜。
ちなみに国立西洋美術館では、2017年1月15日まで「クラーナハ展―500年後の誘惑」が開催されています。これは日本初のクラーナハ展。本書でも強烈なインパクトで掲載している《ホロフェルネスの首を持つユディト》も展示されていて、ますます見逃せない! 1月28日からは大阪の国立国際美術館へ巡回します。
本書とあわせてぜひお楽しみください。(Ä)
2016-10-26
2016-10-07
仙厓 ユーモアあふれる禅のこころ(別冊太陽 日本のこころ 243)
あをぐみがエディトリアルデザインを担当した『仙厓 ユーモアあふれる禅のこころ』(別冊太陽 日本のこころ 243)平凡社刊が、発売になりました。
表紙を見てもおわかりいただけると思いますが、自由な筆運びの親しみやすい禅画を残してきたのが、この仙厓(せんがい)という人。禅僧であり、その教えをわかりやすく示すために、たくさんの絵画を残しました。
それらのユーモア全開の絵には、難しそうに感じる禅の世界をとても身近にする、魔法のような力があります。衝撃的かつ難解な「○△□」といった作品もありますが、謎解きのように“読む”楽しさも、作品の魅力の一つと言えるかもしれません。
日に日に気温が落ち、こころがカサカサ・寒々してきたかしら……と感じる人は、ぜひこの本をひらいてみてください。ふっとあたたかい気持ちになれると思います。
東京の出光美術館では「大仙厓展」(〜11月13日)、そして永青文庫では「仙厓ワールド」(10月15日〜2017年1月29日)が開催。実際にたくさんの作品がみられる大チャンス! 別冊太陽と合わせてお楽しみください。(Ä)
表紙を見てもおわかりいただけると思いますが、自由な筆運びの親しみやすい禅画を残してきたのが、この仙厓(せんがい)という人。禅僧であり、その教えをわかりやすく示すために、たくさんの絵画を残しました。
それらのユーモア全開の絵には、難しそうに感じる禅の世界をとても身近にする、魔法のような力があります。衝撃的かつ難解な「○△□」といった作品もありますが、謎解きのように“読む”楽しさも、作品の魅力の一つと言えるかもしれません。
日に日に気温が落ち、こころがカサカサ・寒々してきたかしら……と感じる人は、ぜひこの本をひらいてみてください。ふっとあたたかい気持ちになれると思います。
東京の出光美術館では「大仙厓展」(〜11月13日)、そして永青文庫では「仙厓ワールド」(10月15日〜2017年1月29日)が開催。実際にたくさんの作品がみられる大チャンス! 別冊太陽と合わせてお楽しみください。(Ä)
2016-10-01
最近のおしごと その4:まつもと演劇祭 2016
さてさて、ここしばらく最近のあをぐみのデザイン系ワークを紹介してきたわけですが、今回は告知も兼ねたお仕事紹介。
昨年に引き続き「まつもと演劇祭」のポスターとチラシ、パスポートを、あをぐみがデザインさせていただきました。
昨年のアイデアを受け継いで展開していくことになったため、今年もトラが登場です。なぜトラかは問うなかれ(でも立派な理由があります)。
……で、テーマカラーは、蛍光ピンクから蛍光ブルーへと変わりました。
結果としてこの「蛍光ブルー」を選択したことが、なかなか玄人好みの結果を生みました。
というのもピンクに比べれば、ブルーは“蛍光感”がかなり控えめ。
しかもピンクはインクが何種類もあるため、好みのものを選べますが、ブルーは2種類のみ。
一見すると通常のプロセスシアンと大差なく感じるかもしれませんが、プロセスシアンよりも軽やかに仕上がりました。
デザインをするうえで、この微妙な空気感をつかまえることは、とても大事なことです。
あをぐみショールーム【place by awo】にもポスターが貼ってあるので、ご興味のある方はぜひご覧ください。もちろんチラシも配布しております。
そして来たる10月28日(金)~30日(日)には、ぜひ「まつもと演劇祭」へお出かけください。(Ä)
昨年に引き続き「まつもと演劇祭」のポスターとチラシ、パスポートを、あをぐみがデザインさせていただきました。
昨年のアイデアを受け継いで展開していくことになったため、今年もトラが登場です。なぜトラかは問うなかれ(でも立派な理由があります)。
……で、テーマカラーは、蛍光ピンクから蛍光ブルーへと変わりました。
結果としてこの「蛍光ブルー」を選択したことが、なかなか玄人好みの結果を生みました。
というのもピンクに比べれば、ブルーは“蛍光感”がかなり控えめ。
しかもピンクはインクが何種類もあるため、好みのものを選べますが、ブルーは2種類のみ。
一見すると通常のプロセスシアンと大差なく感じるかもしれませんが、プロセスシアンよりも軽やかに仕上がりました。
デザインをするうえで、この微妙な空気感をつかまえることは、とても大事なことです。
あをぐみショールーム【place by awo】にもポスターが貼ってあるので、ご興味のある方はぜひご覧ください。もちろんチラシも配布しております。
そして来たる10月28日(金)~30日(日)には、ぜひ「まつもと演劇祭」へお出かけください。(Ä)
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