あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『ドイツ・ルネサンスの挑戦 デューラーとクラーナ』(東京美術刊)、をご紹介します。
以前ご紹介した『あやしいルネサンス』は「あやしい」を切り口にルネサンス美術を紹介した一冊でしたが、本書は特に、ドイツ最大の画家と言われるアルブレヒト・デューラーと、ちょいエロな画風で独特の人気を保つルカス・クラーナハを中心に、ドイツで活躍した画家とその作品を取り上げています。
ルネサンスと言えばイタリアというイメージがありますが、ドイツでも独自の表現スタイルで興味深い作品が生まれているんですね〜。
ちなみに国立西洋美術館では、2017年1月15日まで「クラーナハ展―500年後の誘惑」が開催されています。これは日本初のクラーナハ展。本書でも強烈なインパクトで掲載している《ホロフェルネスの首を持つユディト》も展示されていて、ますます見逃せない! 1月28日からは大阪の国立国際美術館へ巡回します。
本書とあわせてぜひお楽しみください。(Ä)