2011-03-31

千住博ごっこ

1階の店舗「place by あを」のペンキを塗っています。
面積が広いだけにマスキングだけでも大変。















「滝っ」とか言いながら
天井からペンキをのばして千住博ごっこをしつつ、
ようやくここまで塗れました。完成はまだまだ。

途中、通りかかった人たちが「何ができるだ?」
(疑問文の語尾に「だ」をつけるのは松本地方の方言)
とか、「見ていい?」と言いながら興味を示してくれます。
うれしいなあ。

明日もがんばってペンキ、塗ります。(Ö)

2011-03-24

before → after

この空間が

内装工事でまずこう変わり、

ペンキを塗ってこうなりました。
パチパチパチ

2011-03-22

神戸から勇気をもらう

連日、あをぐみの内装工事が急ピッチで進んでいます。

ですが、地震の影響は思わぬところにも出ており、
「ガソリンが入れられないので現場に行けない」にはじまり
「被災地に資材をまわさなければ」
「流通が寸断されていて機材が届かない」などなど。

揚げ句の果てには
「メーカーが倉庫ごと流されて在庫がない」という
ショッキングな出来事にもぶち当たりました。

そのたびごとに今回の震災がいかに大規模なものか
思い知らされます。

実はこの東日本大震災が起こる少し前、
仕事で神戸を訪れる機会がありました。

1995年の阪神・淡路大震災の時、
学生だったわたしはボランティアとして、
灘区にある学校を拠点に
復興のお手伝いをしていました。

今回の出張の訪問先がその学校の近くだったので
足を伸ばしてみようとてくてく出かけてみたのです。

実に16年ぶりに訪れた学校と周辺を、
あまりの懐かしさに
大声をあげたくなる衝動をおさえつつ歩くわたくし。

地震の恐ろしさと日本人の力強さを同時に感じて
なんとも感慨深い気分になりました。
それから3日も経たないうちに
日本はまた大震災に襲われたのです。
あまりの偶然に言葉もありません。















でも今回神戸で出合った人たちの優しさ、
食べたいろいろなおいしいもの、
取材した人たちのたくましさを思うと、
この震災も、決して悲劇だけではないと思えるのです。(Ö)

2011-03-20

山に住んでます

あをぐみの社屋は、
築70年を超える古~い建物です。
第二次世界大戦中は
制服などを縫う軍需工場としても
使われていたと大家さんから聞きました。

そのあとは靴をつくる工場になったりと
いろいろな変遷を重ねて現在、
あをぐみに至る、というわけです。

全部で2階建てなのですが、
その2階部分は寮のような使われ方をしていたらしく
部屋にひとつひとつ名前がついています。
写真の部屋は「蓼科」ですが
ほかに「上高地」「白馬」「槍ヶ岳」と
長野県が誇る山々の名が。

素敵なのでこのまま残そうと思ったのですが
残念ながら内装工事中になくなったり、
振動で落ちて割れてしまい
今は「白馬」と「上高地」しか残っていません。
あ~、がっかり。
どこかにこの名札を売ってたら、
買い直そうと思ってます。(Ö)

2011-03-18

親方の仕事に思う(つぶやき)

デザインの仕事で登場する役割分担には、
大きくわけて2種類あると思います。
デザインする人とそれをディレクションする人。
グラフィックなら、グラフィックデザイナーと
アートディレクターといった具合でしょうか。

僕の場合、平面の仕事が多く、
全体の中でグラフィックやエディトリアルデザインに
特化した部分を担当することも多いので
肩書きを「グラフィックデザイナー」にしています。

クライアントや編集者と
何度も密な打ち合わせは重ねますが、
デザインそのものは、
自分ひとりでこつこつ完成させていきます。

性格的にもこのスタイルの方が、
向いているらしく、
ディレクションがメインの仕事になると、
自分でデザインしにくくなる気がして、
敬遠してきたところもありました。

それが、松本に越して
物件の改装工事を間近で見ていることで、
意識が少し変わってきました。
そのきっかけは、大工の親方にあります。

何人もの職人さんを束ねて、
急ピッチで工事を進めていく。
親方は判断も速く、決断力もあります。

当然、自分の手でも仕事をするし、
そのへんに転がっている木材や
工事前の壁をメモ帳代わりに
打ち合わせを進めるなど、
やることがダイナミック。

それを見ていたら、これまで自分が
「こつこつ」ではなく「ちまちま」した仕事しか
していないような気がして、
ちょっとはずかしくなりました。

今後のあをぐみに必要なのは、この親方に見習った
ダイナミックな「アートディレクション」なのではないか……
そんな気がする今日この頃です。(Ä)

2011-03-17

やっと仕事場が完成

あをぐみが長野県松本市に越してから
早いものでもう22日も経ちました。
おとといくらいにオフィス部分が完成し
ようやく本格的に仕事ができる環境が整ったので
まずはブログを更新、と。


2月24日。東京を離れる日の青空。
窓からのこの景色を見ることは
もうないのかと思うと結構さみしい。

自主的に箱に入り、運ばれるのを待っている猫。

こんなに山積みだった荷物も、
あっという間に何もない。猫もびっくり!
引っ越し業者さんの技術と体力に、
ヘタレな我々は、心から感服いたしました。


そしてこれがあをぐみの新拠点となる建物。
築70年以上建つ、モルタルづくりの”古民家”です。
床が傾いていたり、すきま風がバリバリ入ってきたり
補習にかなりの金額がかかるなどなど、
かなり難アリ物件ではありますが、
この外観が気に入って、「多少のことには耐える!」
とばかりに入居を決めました。

もともとタイ料理に使う食材などを
扱うストアだった物件なので、
今もその店名がガラス窓に貼ってある。
これからここを我々色に変えていくわけです。
がんばるぞ。

とはいえ平気でマイナス5度とか行くし雪は降るし、
結構めげそう……。












職人さんと一緒に我々もペンキを塗ったり。
こういう作業をしていると、
自分たちの拠点を自分たちでつくっている
という実感がもてて
なかなかいいものです。






























これからもこんなふうに、
「making of あをぐみ」を
このブログでお伝えしていきます。

東日本大震災の被害で予断を許さない状況で
松本でも昨日は夜中に2回、揺れがありました。
わたしたちは少しでも早く拠点を完成させ
フットワーク軽く動けるよう、努力します。(ÄwÖ)

2011-03-13

未曾有の大地震に直面して

東日本大地震から3日が経ち、
被害の甚大さがだんだん表面化してきました。
あをぐみのある長野県松本市は、
震度3~4程度の揺れでしたが、
甚大な被害を、今この瞬間にも受け続けている地域を思うと、
心が全然落ち着きません。

長野県の北部でも、大きな揺れで家屋などが倒壊した地域があります。
また、出張などでたまたま松本エリアに来られた方もいるかと思います。
もしお困りのことがありましたら、
内装工事中でまだ十分な設備はありませんが、
あをぐみの事務所をお使い下さい。

ガスや水道、電気は問題ありませんので、
ケータイなどの充電もしていただけます。
もちろんネットもつながっています。

何かのお役に立てればと思います。(ÄwÖ)