2014-04-27

桜も散って

山の方だとまだ咲いてないところも多いみたいですが、
松本城のまわりを含め、市内の桜はもうすっかり葉っぱに。
とうとう春も終わって初夏のきざしというわけですね。


早い人はもう今週末からGWに突入とか。
ひ~、光陰矢の如しどころじゃなく、秒速ですなあ。

みなさまはGWの計画はたてましたか?
お出かけ日和になることをお祈りしております。

GW中のあをぐみショールーム【place by awo】
カレンダー通り&通常どおりの営業となっております。
木曜~日曜の11時~18時にお待ちしておりますので
お散歩ついでにぜひお立ち寄りください。(ÄwÖ)

2014-04-23

そして現代美術系

展覧会情報ぞくぞく。

今日ご紹介するのは東京・新宿にある
「東京オペラシティ アートギャラリー」で開催中の
現代美術系展覧会「幸福はぼくを見つけてくれるかな」です。

松本パルコにもあるショップ「earth music&ecology」。
それらを運営する会社の代表取締役である石川康晴さんのコレクションから、
10組を厳選して展示するというもの。

なかなかユニークな作品が揃っています。
(主催者の許可を得て撮影しています)

作品をジロジロ見ることはあっても、
作品からジロジロ見られることはなかなかないもの。


コンセプチュアルな作品が多いので、
時間を多めにとってじっくり考えながら見ることをオススメします。


会期は6月29日まで。(Ö)

2014-04-22

展覧会紹介が続きます

今日ご紹介するのは、
六本木ヒルズ、森タワーにある
森アーツセンターギャラリーで開催中の「こども展」

こどもを描いたさまざまな画家の作品がずらりと並び、
なんともやわらかい雰囲気をつくっています。
(*主催者の許可を得て撮影しています)


そんななかで意外な作家の作品を発見し、ちょっと興奮。
これです、これ。


作家の名前はレイモン・レヴィ=ストロース。
この名前だけでピンときた方、文化人類学好きでしょう?

描かれているこのこどもこそ、
後の“知の巨人”たるクロード・レヴィ=ストロースであります。

そうなんです、父のレイモンは
主に肖像画を描いた画家だったのですね~。
それにしてもクロード、か、かわいい。
しわくちゃになった頃の写真しか見たことがないのでかなり新鮮でした。

そのほかにピカソやその妻だったジロー、
モネやセザンヌなど
そうそうたる作家のこども作品が見られますよ。

会期は6月29日まで。(Ö)

2014-04-20

さて、問題です!

東京・新宿の損保ジャパン東郷青児美術館では、
今週末から「オランダ・ハーグ派」展が行われています。

ハーグ派という言葉は耳慣れないと思いますが、
フランスのバルビゾン派に影響を受け、
屋外に出て絵画の制作をおこなったオランダの芸術一派のこと。
かのゴッホもその影響を色濃く受けているそうです。

そしてもうひとり、
誰でも知っている近代抽象画のあのアーティスト(オランダ出身)も
ハーグ派の影響をうけているそう。
その初期の作品がこの展覧会でも観られるのですが

これとか。


これとか。


(写真はすべて主催者の許可を得て撮影をしています)

でもね、この2作品を見ただけでは、
絶対にあの人の作品とは気付かないはず。
でも、名前を聞くと「ええっ?!」とびっくりすること間違いなし。

というわけで問題です。
この2枚の絵を描いたのは誰でしょう?

正解の作家名を
あをぐみショールーム【place by awo】で叫んでくださった方には
もれなく何かいいものを差し上げます(4月中のみ)。

あ、でも来週金曜日(4/25)はお休みをいただいておりますのでご注意を。
……当てられたらすごい!(ÄwÖ)

2014-04-16

三ツ橋良二展に行きました

朝日村にある朝日美術館で開催中の「三ツ橋良二」展。
どうしても見逃したくなくて先日、やっと訪れてみました。


三ツ橋さんは油絵の秀作もたくさん残していますが、
やっぱり気になるのはポスター類。
木曽御岳とか白馬とか志賀高原とか、
長野県内の観光ポスターをたくさん手がけています。

館内は撮影禁止なのでここで作品はお見せできませんが、
展覧会は4月27日まで開催されているし
作品によっては原画も見られるチャンスなので
ぜひ美術館で本物に触れていただきたいところ。

それにそれに、
この美術館は広い「縄文むら」も併設されているのです。


桜もこれから満開を迎える感じで、お花見の穴場かも。
お弁当をもってピクニック感覚でいくのもおすすめです。

静かに畑の広がる朝日村の道からは、
塩尻峠から松本平から、いろいろ見渡せてとってもキレイ。
いいスポットを見つけちゃった、と得した気分で帰りました。(ÄwÖ)

2014-04-15

花盛り

桜はもちろんですが、


水仙だって


み~んなフルブルームです、松本。(Ö)

2014-04-14

人だらけ

桜が見ごろを迎えたこの土日、
松本市内はどこへいっても人・人・人でしたね。
松本城のまわりは車がちっとも動かず、まさに大混雑。
桜並木がのびる薄川沿いも
バーベキューを楽しむみなさんでにぎわっていました。

みなさまもさまざまな場所でお花見を楽しまれたでしょうか?

松本城の桜は満開ですが、
ちょっと標高が高いアルプス公園では
まだまだ咲きはじめたばかり。
当分の間、桜が楽しめそうです。(Ö)

2014-04-12

やっぱりモジが好き!

モジ……といっても、
あをぐみÄが先日はじめた「文字」ブログの話ではなく
モディリアーニのことです。

箱根にあるポーラ美術館で、
今日から「モディリアーニを探して」展がはじまっています。

モディリアーニが手がけた彫刻とか
貴重な作品も多々お目見え。


モジだけでなく、同時代に活躍した友人作家の作品も展示されているので、
彼らがどう交友を結んで、どう影響し合ったかがわかりやすい。
例えばピカソとか藤田嗣治とかキスリングとか。
これはとっても勉強になります。

そしてそしてお楽しみはほかにも。
美術館併設の「レストラン アレイ」では、この展覧会に会わせて、
モジの故郷であるイタリア・トスカーナ地方のお料理が楽しめるのです。


コース料理のみですが、デザートもたっぷりついて満足感大。

余談ですが今の箱根は桜がチラホラ咲きはじめて、とってもいい雰囲気。
散策がより楽しくなること間違いなしでございます。
もちろん温泉もね~。

展覧会は9月15日まで。(ÄwÖ)

2014-04-09

もじ Ä_001

あをぐみÄが散歩中に見つけた看板などの文字について
あれこれ書き始めることにしました。

初回に取り上げるのは、松本でおなじみの「井上百貨店」。


この写真は、あをぐみのすぐ近くにある旧本店跡、シャッターの古いロゴです。

筆文字の雰囲気を残す「ヨ」の赤い意匠に比べて
イタリアの書体 BODONI のようなセリフ(ストロークの端にある小さな飾り)が
モダンな雰囲気を出しています。
極太のタテ線が力強くてチャーミング。

こちらは現在の井上百貨店本店、ドアのロゴです。


このデザインの方が、おなじみですね。

1964年の東京オリンピックのポスターなどでも見かける
Alternate Gothic のような極端に細長い文字と
中央に配した正円のシンボリックな「O」との対比がとても印象的です。

見てわかる通り、「O」の字はドアの取っ手になっているので
文字を左右に割って入店するのも気に入っています。


こんな感じで、あをぐみÄが独断と偏見で
松本市を中心に(出張や旅行先での番外編も含めて)
気に入った文字をピックアップしていくつもりです。
お楽しみに。(Ä)

2014-04-05

で、でかい! 最大級の浮世絵

数年前に再発見された世界最大級の浮世絵が、
今週から神奈川県・箱根の岡田美術館で公開されています。

これがホント、大きいんですよ。
およそ2m×3mですからねえ……。
この写真にも、よく見ると
左側に人の姿が映っているので比べてみてください。


*撮影は主催者の許可を得て行いました

作者は喜多川歌麿。
この大きな浮世絵「深川の雪」は、その最晩年の作品だそう。

6月30日まで岡田美術館で見ることができますよ。
今なら桜もいい感じに咲いています。(Ö)

2014-04-04

出会いの季節

さあて、4月になりました。
昨日あをぐみショールーム【place by awo】はお休みをいただいておりましたが、
その間に訪れた御殿場・箱根(仕事です……あしからず)では
もうソメイヨシノが2〜3分咲きの状態でしたよ。

富士山と桜がみられるということで、
附近には外国人のツアー客の姿がた〜くさんありました。
ぜひ日本での楽しい想い出をたくさん持ち帰っていただきたいものです。

【place by awo】、本日からちゃんと営業しております。
来週はまた金曜・日曜ととびとびでお休みをいただいてしまいますが
今週は毎日やっておりますのでぜひお寄りください。(Ö)