2011-12-30

Äの蔦屋書店探訪記

先日の東京出張を利用して、
新しくできた商業施設『代官山T-SITE』に行ってきました。
施設内にはいくつかお店などがあるのですが、お目当ては『蔦屋書店』です。

いつもの東京出張は、慌ただしく日帰りになることがほとんどなのですが、
今回は久々に空き時間ができる。
これを利用しない手はない!……と、美術館やらギャラリーなど、
多くの場所へ出かける予定でした。
ところが「その前にちょっと蔦屋書店に立ち寄ろう」と思ったのが運の尽き(?)。
ここだけで一日が終わってしまいました……。

というのもその蔦屋書店は、ボクにとっては夢のような
文化エンターテインメント施設だったのです。
そこでの気分の上がり具合を例えるなら、ディズニー大好きな人たちが、
ディズニーランドで超ハイテンションになるのと同じだったのかも。

取り扱う本の数も多く、現行品とヴィンテージをうま〜く混ぜた書棚は
ディスプレイとしても秀逸。目と脳を存分に楽しませてくれます。
ジャンル問わずにいろんな本があるから、
特に探し物がなくても何時間でもいられる。

扱う本が多くてカフェが併設されている大型書店は他にもありますが、
この蔦屋でしか経験ができない場所がありました。
それが、ボクが最強に気に入った2号館2階の広〜いラウンジ。
(ああ、いまからでもまた行きたい)
ゆったりしたソファでアルコール(!)や食事を楽しみながら、
ヴィンテージ雑誌や写真集を読めたり。
……お酒が飲める本屋は初めての経験でした。
テンションが上がったボクは、昼間からビール&ローストビーフ・サンド、
そして季節のコーヒ(胡桃)をオーダーしてのんびりしちゃいました。
本当はひとりで長居するのは苦手なんですけど、ここは特別。

ところで、店内にはほかにも特筆ポイントがたくさん。
たとえば、壁面には蔦屋重三郎の浮世絵から
若手美術家の作品までが飾られている。
そしてiPadも貸し出してもらえるので、書籍検索もできて至れり尽くせり。

さらに素晴らしいのは、レンタルの音楽や映画コーナーでも、
セレクトやジャンルの巧妙さが発揮されてるところ。
僕がむかーし憧れた“大人”って、
こんな音楽を聴いてこんな映画を見ていた気がするぞ
……なんて感慨深くなりながら、
あっちへウロウロこっちへウロウロしているうち、
相当な時間が経ってしまいました。

もし東京にサテライトオフィスをつくるなら、
ここへ歩いていける範囲がいいなぁ、などと妄想中。
いつ実現することやら。(Ä)

2011-12-29

Öの読書日記2と甘酒話

ほとんどの会社が仕事納めを終え、年末休みに入ったようでございます。
だってすごくシーンとしてますもん、街が。

でもスーパーマーケットに行くとすごい人だかり。
ショーケースの中は、真っ赤なタコとか真黄色な数の子とか、
この時期にしか見ないどぎつい色の食べ物で、ヌラヌラと彩られております。

そんななか、【place by awo】はのんびり営業中。
こういうおだやかな日は(気温は寒い。けど心理的に穏やか)、
するするといい調子で本が読めます。

つい最近読み終わったのは「虐殺器官」「私のいない高校」「仕事道楽」
現在読んでいるのは「整形前夜」

しばらく小説モードが続き、複数の物語が頭の中を錯綜中でしたが、
今度は徐々にエッセイモードに入っているみたい。

で、明日も【place by awo】はのんびり営業します(~21時)。
明日から年始にかけて、特別メニューとして、
玄米でつくった自家製の無添加甘酒(ノンアルコール)をお出ししますので
贅沢三昧で疲れた胃と心を安めに、ぜひいらしてください。

時々ぷつぷつと話し出す麹菌との会話を楽しみながら、つくりました。
トロトロしつつプチプチしてておいしいのよ、これが。
自甘酒自賛。(Ö)

2011-12-26

巨星がまた……

談志師匠の訃報も記憶に新しいところですが、
またひとつ、日本の巨星がおちました。
デザイナーの柳宗理さんです。
96歳……年齢をみれば大往生ですが、
“早過ぎるよ!”と思ってしまうのは、存在の大きさゆえでしょうか。

最後にお見かけしたのは5、6年くらい前で、
展覧会か何かのレセプションパーティ会場だったなあ。
ここ10年近くは健康状態を理由に、
取材をなどほとんど受けられていなかったと思いますが、
こうした公の席にはたまに、車いすなどで顔を出されていました。

世界中で尊敬されるデザイナーでしたから、その影響力は計り知れないし、
至るところで氏のデザインが音もなく活躍しています
(卑近な例ですが【Bookish Pub】のカトラリーも柳さんのデザイン)。


改めて存在の大きさを反芻しようと、
さっき本棚からエッセイなどをひっぱり出してきました。
年末の時間を使って読み直そう。

ご冥福をお祈りします。(Ö)

2011-12-25

飛ぶ下着?

今日まで東京・青山のスパイラルガーデンで開催されている
草間彌生 × ウンナナクール × スパイラル
「飛んでゆけ、私の愛する下着たち」展』。

キュートな下着で人気のウンナナクールから
何と草間彌生さんデザインの下着が販売される!
というわけでこの展覧会は、そのお披露目展なのです。

企画に協力しているナンジョウアンドアソシエイツの柴田さんから
お知らせいただき、興味津々でしたが行く機会はもてず……
実物、みてみたかったなあ。
会場では巨大なかぼちゃも展示されてるそうだし、
スパイラルカフェでは期間中限定のカボチャメニューも食べられるみたいだし……
う~む、楽しそう。
下着に関してはまあ、いずれにしても近いうちに発売されるのだから、
もう少しの辛抱ですが。

いつもは女性商品だけを扱っているウンナナクールだけど、
今回は男性用のパンツも出るとのこと! 
でもそんな下着つけてたら、見せびらかしたくなって危険か?(Ö)

2011-12-24

冬武装

寒いよう。
うっかり外に出しておいたバケツの水がカチカチ。
そのせいでバケツはひび割れて廃棄処分に。ひどい……。
とうとう本格的な松本の冬と対面してしまい、威力にたじろいでいます。

現在ショールームでは【place by awoの冬支度】を展開中ですが、
「冬支度」なんていう言葉より「冬武装」の方が正しい。感覚的に。
靴下の上から更に厚い靴下を履き、レッグウォーマーで覆っても
足の先に寒さが届くんですもの。ひ~。

先ほど来てくださったお客さま(東京からいらしたそう)も
「外を歩いているのは観光客だけ」と笑っていましたが
ホント、外出する気なんてぜ~んぜん起きません。
習慣だった夜の呑み歩きさえ、このところ中断してます
(特に帰宅時に生命の危機を感じるので……いやマジで)。

でも何かの用事で外に出ると、それはそれでうれしくなる。
おお、山が真っ白! とか、太陽光が白い! とか。
夜は、町中で展開されているイルミネーションが、
気分の盛りあげに一役買ってくれます。

place by awoではいつも、暗くなると店内でキャンドルを灯しておりますが、
今日は数を増やしてみよう。
通りを歩く人が、ちょっと暖かい気分になりますように。(Ö)

2011-12-22

Öの読書日記 その1

最近、自分の中で“読書週間”に入っている。
とりわけ「小説読みたい病」にかかっていて、
国内外問わず、さまざまな作家の小説を読みあさっています。

最近読んだ中で秀逸だったのは、ナイジェリア人女性作家によるこの本。


『半分のぼった黄色い太陽』
著者:チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ(訳者:くぼたのぞみ)
===
最初は少年の成長物語、中盤からは才能と希望に満ちた男女の恋物語、
さらには悩みとまどう経験不足の作家の成長譚として、
またまた全体を通じては、ナイジェリア(ビアフラ)の政治と戦争を活写する
ジャーナリズム文学としても楽しめるという、
一冊で何度も何度もおいしい、骨太な本でございました。

文中でよく出合った、長い鼻息がでるような鋭い表現力。
1977年生まれと、そう年齢が変わらない作家の仕業と知り、
む~と嫉妬&称賛を覚えましたわ(しかも美人だし……笑)。

偶然にも、時を同じくして
若き日本人文化人類学者のかつてのブログ「エチオピア的」
を読んでおり、
アフリカの民族観やアフリカ人の行動・慣習について
ある程度の免疫をもっていたことが功を奏した感じ。
物語がぐっと身近になりました。

いやあ、小説って、ホントにおもしろいですね。

読み終わるのがもったいないなあと思う小説は久々。
またおもしろい出合いがあったらご紹介します。(Ö)

2011-12-20

トリートメントサロンのデザイン


「こういうことがしたい」「こんな未来を築きたい」
というキラキラした希望や展望に、
具体的なカタチをもたせること。
これもデザインの大事な役割です。

お店や会社などのロゴタイプ(マーク)は、まさにその好例!
夢や希望、理想、展望……といった要素をカタチにしたり、
社会とコミュニケーションをとるために欠かせない存在なのです。

まだ寒くなる前のこと。
あをぐみに、あるお客さまがデザインをオーダーしにいらっしゃいました。
バリの伝統的マッサージにアロマセラピーを組み合わせた
トリートメントのサロンを計画中の女性、岡本さんです。

サロンの名前はハルム。
バリの言葉で“いい香り”を意味するこの単語の語感と、
トリートメントを行う岡本さんの人柄、そして安曇野市にあるサロンの心地よさ。
そういった要素をうまく表現できるようなロゴマークをつくろうと、
あをぐみも気合いが入りました!

そうしてできたロゴをメインビジュアルにしたパンフレットがこれ。


こっそり種を明かすと、ロゴタイプは
「ハルム」から川をはさんで見える山々の稜線などがモチーフになっています
(実際に目にすると「絶景~!」とため息が出ますよ)。

「たとえば川越しに山を眺めた時、ハルムのことを思い出して出かけたくなる。
……ロゴにそんな効果が与えられたらいいなあ」とデザイナーÄ。

ハルムのメニュー兼パンフレットは、【place by awo】でも手に入ります
(サロンはご自宅なので、連絡先はここで公開しません、ごめんなさい)。
原則として1日1人限定だし、ハーブティを楽しみながら
丁寧にトリートメントしてもらえるのがうれしいところ。
心身を開放したい女性のみなさま、ぜひ行ってみてください。

また、まずはどんな感じか試したいという女性に朗報。
岡本さんは12/24に、塩尻市の『温(ぬっく)』
というお店で、1dayトリートメントを行うそう。
すでに予約で込み合っているようなので、ご興味ある方はお早めに連絡を。

そして健やかに年末年始を乗り切りましょう!(ÄwÖ)

2011-12-19

冬は密着度が高いので


仲良く団子状に寝ていたと思ったら、ときどきケンカが勃発。
やんのか、コラ! 
なめんな、ワレ!


(Ö)

2011-12-18

宣伝マン

あみぐみメンバーが編んでくれたオリジナルマフラー「ほそい」を身に付け、


この時期だけ限定で販売している
トートバッグ「冬の」の「大」に資料などを入れこんで、


デザイナーÄは今月2度目の東京出張に旅立ちました。
仕事の打ち合わせはもちろんですが、
アイテム類をみんなに見せびらかす広報宣伝活動もよろしく~!(T)

2011-12-17

「冬の」……


こんにちは。
最近ブログ当番の回数が増えたタツヲです。
というのも、【place by awo】に続々と新しいアイテムが
お目見えしているので……。

今日ご紹介するのは、冬支度企画に合わせて制作してもらったトートバッグ。
その名も「冬の」です。
温かそうな毛布っぽい起毛生地を使い、
ぬいぐみメンバーがカタチにしてくれました。

サイズ展開とお値段は、通常の「ぬいぐみのトートバッグ」と同じで、
以下のとおりです。

まずは「大」が¥6,000。


そして「小」が¥5,420。


最後に、ボクが”食パンが1本入るサイズ”と表現している「よこなが」。
これも¥5,420です。


バッグの右下にあをぐみのロゴマークが入っていますが、
青orピンクを選んでいただける。


男子がもっても女子がもっても、あったかかわいい毛布バッグ。
店頭でその風合いを確かめてください。(T)

2011-12-16

足もとの冬支度2


さてさて昨日に引き続き、タツヲがおおくりする
【place by awo】おすすめ商品のご案内です。

足もとを温めるといえば、何と言っても本命(?)は靴下。
現在【place by awo】では、エストニアのおばあさんたちが
1足1足丹念に編みあげた靴下を取り扱っております。


ほら、このカワイイ柄。


全体はこんな感じ。
ぱっと見では大きく見えますが、サイズは通常のMサイズ(24cm前後)程度。

スキニージーンズの上から履けば、レッグウォーマーのように柄を見せられる。
足もとがちょっと派手だと、
一気にオシャレ度がアップするのではないでしょうか?

フワフワのテクスチャーと、キュートな柄で好評のこんなタイプも。


すべて1点ものなので、売り切れご免でございます。

こんな靴下がぶら下がっていたら、
通り掛かりのサンタクロースが何か入れてくれるかもしれません。(T)

2011-12-15

足もとの冬支度1


こんにちは。
プロダクト担当のタツヲです。

のっけから社内のことですみませんが、
あをぐみ企画編集担当のÖは、たいそうな末端冷え性です。
東京でもしもやけになっていたくらい、冬は手足がひえひえになるそう。

そんなÖが「信州の冬を乗り切るために必須」と提案し続けてきたのが、
足元を温めるアイテムの数々。
「でもどうせ温めるならオシャレにしたいわよ」というヤツの私利私欲も全開に、
これまでレッグウォーマーを中心に試行錯誤を重ねてきました。

その結果、あみぐみメンバーが仕上げてくれてカタチになったのが、
このかわいいレッグウォーマーです。
「自分がほしいわ~」と騒ぐÖを、
「まずはお客さまに出すのが筋」となだめすかし、
本日から【The Store】に並べました。


(ÄwÖ)のチャームが足元にキラリと光ります。
足首にくしゅくしゅさせて履いていただくのが、暖かくてキュートかと。



そしてなんとこのレッグウォーマー、ベレー帽とセットアップができるのです。
合わせて着けていただくのが断然カワイイ。
この12月に始まった『place by awoの冬支度』の期間中は、
“限定ヴァージョン”と称し、
エストニアで仕入れたフェルトのチャームがついています。

ニットのセットアップ……これは冬しか楽しめないオシャレです。ぜひ!(T)

2011-12-14

ネコとおばーさん



誰、このひと?

……今後【place by awo】にお目見え予定のおば~さんです。(ÄwÖ)

2011-12-13

寒さは素敵だ


しばらくバタバタしていて更新が滞ってしまいましたが、
その間にいろいろなところに出かけ、いろいろな人と出合い、
たくさんの経験を吸い込んでまいりました。

お休みをいただいていた日曜日は塩尻に、
そして月曜には安曇野とか大町とか池田町に行ったりね。


空気がキーンと冷えて澄み切っていて、眼福な光景が広がります。
池田町に住む陶芸家ご兄弟のアトリエから望む大きな木。


松本では、盆地に特有の底冷え的寒さに本当に困らされますが、
他方でこういう、言葉にはいい表せないような美的体験をさせてもらってもいる。
日曜の皆既月食も、ホント素敵だったわ~。
冬の星座とともに楽しませてもらいました。(Ö)

2011-12-10

東京雑記3 展覧会のつづき


昨日のつづき。
目黒区美術館の次に行ったのは、
六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の、
アーヴィング・ペンと三宅一生の展覧会。

2004年に目黒の日本民芸館で行われた
『ダオメ Dahomey 1967:Photographs by Irving Penn』展を見て
強烈な印象を得た経験から、
「今回も行くぞ!」と機会を狙っていたものでした。
同じ『ダオメ』展を見た感想を、21_21のサイトで
写真家(&冒険家)の石川直樹さんが語っています
石川さんは展覧会に衝撃を受けすぎて、ダオメ王国まで行っちゃったそう。

展覧会場では、ペンと三宅に田中一光(巨匠デザイナー)ほか
多くの才能が加わって、
幸福なクリエイションが展開された様子が、アニメーションで再現されています。
「まずアニメを見てから全体を見るといいんですよ~」と
広報のKさんからアドバイスをもらったので、その順を追ってみましたが、
確かに展覧会の世界にスッと入って行ける。おすすめです。

会場では、この作品集に掲載された写真もたくさん見られました。


これも、表紙からかなりやられる写真集ですよね。
しかも会場の大画面で見ると、インパクト度合いがさらに増します。

Kさんから、雑誌『美術手帳』の現在発売中の号をいただきました。


【place by awo】のカウンターでも見られるようにしますが、書店で買うと、
付録として132 5. ISSEY MIYAKE 特製ハンカチがついてくる! お得だ〜。

さてさて、以前よりスケジュールでもお伝えしていたとおり、
明日12/11、【place by awo】はおやすみをいただいております
(今日はやってます)。
来週の木曜から、またお会いしましょう!(Ö)

2011-12-09

東京雑記2 展覧会


東京出張のスキを見て、2つの展覧会をまわってきたあをぐみÖです。
その2つとは、
目黒区美術館で開催中の秋岡芳夫展と、
21_21 DESIGN SIGHTで行われている

まず目黒区。秋岡芳夫さんとはどういう人か……?
ひとことで言うと「デザイナー」ですが、その肩書きより、
「手でものを考えるつくり手」という言葉が似合う人です。

展覧会ではいきなり、超モダンな竹とんぼが「これでもか!」といわんばかりの数
ずらりと展示されていて、おお圧巻! 
メカニカルなデザインも木工も共に愛していたという秋岡さんを象徴するのに、
これほど適した題材はないなあ……学芸員のアイデアに脱帽です。

2階会場では、秋岡さんが携わった幻のバイク
「ライラック号(AS71など)」のまわりを、
いかにも“昔バイク乗りだったぜ!”という感じの素敵なおじさまたちが取り囲み、
大うんちく大会を繰り広げていた光景がおもしろかったなあ。

バイクみたいなプロダクトは特に、単なる道具ではなく、
ある人たちにとっては青春だったり人生そのものだったりするのですね。

秋岡さんの考えがわかる著書のひとつ「創(つくる)」が、
あをぐみショールーム【place by awo】にもあります。


今回の展覧カタログも合わせてご覧いただけるので、
ご興味のある方はお気軽にお声かけください。

長くなってきたので、21_21のレポートは明日にまわします。(Ö)


2011-12-08

東京雑記1


東京出張を経て昨日の深夜に帰宅。
今日は小雨のぱらつく外を眺めながら、まったりショールーム番をしているÖです。

松本ではすでに葉が散って紅葉も終わりかけてますが、
特急あずさが進むにつれて、車窓は枯れ枯れ→紅葉へと、
時間が後戻りしていく印象。
そして甲府駅を過ぎたあたりからは、まさに紅葉真っ最中の美しすぎる景色が。
何だか秋を再び味わったようで、得した気分になりました。


東京は銀杏がまだ若干青い。
やはり松本とはだいぶ気温が違うのだなあと、視覚的にも思わされます。

さてさて、今回はお仕事自体は1日で終わったのだけど、
行きたい展覧会や新施設、イベントなどがあったので、
1泊していろいろと足を伸ばしてみました。

展覧会は2ヶ所をハシゴ。
これらのレポートは長くなりそうなので、明日改めて。

行きたかったけど時間が足りずに行けなかったのは、
代官山のできたてホヤホヤ新施設「代官山T-SITE」

そのなかの蔦屋書店をじっくり見たかったのですが、残念……次回に期待。

同じく新施設で、代々木にできた「代々木VILLAGE」には、
お友達と待ち合わせて行ってみました。
バーでスパークリングワインと白ワインをいただいてきましたが、
お料理も素材がしっかりしていておいしかった~。

ええそうですよ、ハシゴ酒しましたよ。
同じく代々木にあるビストロ「煮こみや なりた 」では、
鴨のコンフィをつまみながら赤ワインを1本ゴクゴク。

翌日に訪れた東京ミッドタウンでは、
毎年恒例となったイルミネーションショウが行われており、
大勢の人が広場をグルリ取り囲んで、まるで写真撮影大会のような状態に。


こんな感じ。
去年は散歩がてら見に来たなあと、なつかしくなりました。

そして昨日の夜は、大好きな年上の友人カップルと日本酒&刺し身盛りで
楽しい時間。
最終のあずさ(21時ちょうどに新宿発。。。もう少し遅いといいのに)で
帰りました。

よく呑み・食べ・話した2日間。ふふ。(Ö)

2011-12-06

いいぞ、オーガニックコスメ


こんにちは。
プロダクト担当のタツヲです。

今日から企画編集部Öは東京出張なので、ボクがブログ当番になりました。
仕事が一段落したÖは今ごろ、
きっと友人たちとはしご酒を繰り広げていると思われます、やれやれ。

そんなことはさておき、
ショールームで開催中の『place by awoの冬支度』企画では、
あったか~いファッション小物のほか、
冬の肌にうれしいコスメ系アイテムも揃えて、みなさまをお待ちしております。

そのなかでも特に人気が高いのが、
オーガニックコスメブランド「JOIK(ジョイク)」のアイテム。

スパの国エストニアで人気のJOIKは、
若きオーガニックキャンドル作家のエヴァ・マリアが立ち上げたコスメブランド。
原料となる植物類は有機栽培されたもののみ。
さらに防腐剤、石油化学成分、合成成分などを一切使わない頑固さが魅力です。
【The Store】では、冬支度企画中限定で、

このJOIKの『ホワイトチョコレート・バストリュフ(6個入り)』を
扱っております。



「ローズ」「ラベンダー」「シトラス」の3種類があり、
カカオバターに完全オーガニック栽培の花びらを閉じこめた、
とっても香り高い一品。
バスタブに一粒溶かせばパッと香りが広がり、
肌もココロもしっとりと潤うのを感じます。
そしてJOIKからはもうひとつ、『ハンド&フット用クリーム』も。


カカオバター、シアバター、オリーブオイル、アボカドオイルなどを使った、
子供でも安心のクリームです。
とてもい~香りなので、つけるだけでアロマ効果が得られるのもポイント。
容器が小さいので携帯にに便利ですね。

ともにカサカサしがちな冬、ぜひお試しいただきたい注目アイテム。
ギフトにも最適です。(T)


2011-12-05

あつあつスープ

ハロウ。パブ部レシピ担当のライアンです。
先日に初雪も経験し、完全に冬となったようですね、松本市。

でもね、寒いなら寒いなりの恵みがあるわけで、どうです、この立派な白菜。


【Bookish Pub】でお出ししているスープなどの材料に使うべく、
持ってきていただいたものです。
完全無農薬栽培でスクスク育った元気なヤツ。いい顔してるな~。

今週のオープン日には、この白菜を使ったスープをお出しします。
今、鋭意メニューを考案中。
とろ~りクリーム系もいいなあ、でもあっさり鶏ガラスープも捨てがたい……。

というわけで、ぜひ週末をお楽しみに! 
「やきを」とともに滋味深いスープ、お召しあがりください。(R)

2011-12-04

セーターの壁

雨上がりの今朝、空気がキラキラするほど晴れて青空が広がり、
遠くの山が雪をかぶって白く輝いていて、本当に息を飲むくらいキレイでした。
二日酔い気味のモヤモヤも一気に吹っ飛ぶ幸福感。ココロも晴れ晴れ。
こういう、言葉では簡単に言い表せないシアワセな景色を、
松本に来てからよく味わっている気がします。

さあて、今月からスタートした特別企画『place by awoの冬支度』は、
おかげさまで好評をいただいております。

特にエストニアからやって来た手編みアイテムに「かわいい!」の声多し。


エストニアの首都タリンにはこのような「セーターの壁」と呼ばれる一画があり、
おばあさんたちが手編みをしながらお店番。
各国からやって来た人たちが、
手編みアイテムを物色しつつ声を掛けたりしていました。
【place by awo】で扱っているものの一部も、この“壁”で選んできたもの。
ほかに、編み手を直接訪ねたり、マーケットを物色して各種揃えました。

ショールームは来週木曜日からまたオープンするので、
ぜひ手に取って温かさを確かめてください。(Ö)

2011-12-03

12月の課題図書


早いもので、ショールーム【place by awo(プレイス・バイ・あを)】が
オープンして、もう1ヶ月が経ちました。ひゃ~。
というわけで、店頭の『月いち課題図書』が、
12月ヴァージョンに入れ替わっております。

今月のテーマは『いまをいきる芸術とか』。
現代美術とよばれるジャンルにフォーカスし、
「わかりにくい」とか「意味わかんない」と言われるこのジャンルが
ぐ~んとおもしろく見える10冊を集めました。


ブックリストは以下です。
1.雑誌『BRUTUS:すいすい理解る現代アート』
2.『なぜ、これがアートなの?』アメリア・アナレス
3.雑誌『Luca:アート鑑賞入門』
4.『ポスト・ノー・フューチャー 未分化のアートピア』工藤キキ
5.『現代の美術1:先駆者たち』
6.『BASARA』天明屋尚
7.『現代アートビジネス』小山登美夫
8,『芸術起業論』村上隆
9.『最新世界のアーティスト・ファイル100』美術手帳・編
10.『GUNDAM -来るべき未来のために』

以上のセレクト理由を書いたポップと、先月の『課題図書』を合わせて、
店頭カウンターに並べてあります。
温かいお飲み物でくつろぎながら、手に取ってご覧ください。

そして開催中の『place by awoの冬支度』企画も、あわせてどうぞ。(ÄwÖ)

2011-12-02

【The Store】の商品 その4


今朝は雪がチラリと降っていました、松本(すぐやんじゃったけど)。
寒いぞ、松本。

さて本日は、衣食住のアイテムを扱う【The Store】から、
カテゴライズできない謎の商品をご紹介します。

『ぴろぴろヒゲめがね』¥780
お祭りの夜店などで売られ、ぷーと吹くとピロピロする「吹き戻し」。
その80%が兵庫県淡路島でつくられているって知っていましたか? 
あをぐみパッケージ入りのこのヒゲめがねも、その淡路産。
吹くとヒゲがピヒャーと伸びて大爆笑まちがいなし!


パッケージには「へのへのもへじ」と「しめしめいひひ」、
ヒゲめがねの色には白と黒の2種類があります。

そしてこの時期限定の冬支度バージョンもご用意。
見てのとおりのサンタヴァージョンですわ。
お値段は通常商品と同じ。
年末年始のイベントなどにもおすすめです。


商品自体はこんな感じ。


ちゃんと鼻の穴があるところが好き。


眼鏡にツルはついていないのでご了承ください。
ぴろ~と吹いてたくさん笑って、笑顔の年末年始を。(ÄwÖ)

2011-12-01

パブ部の冬支度

寒いこの季節の特別企画『place by awoの冬支度』が、
本日からはじまっております。

ディスプレイもそれに合わせてチェンジ!
今回は雪に見立てた大量の紙を積もらせております。どうだ冬景色。


……って見づらいですね。昼は光が反射しちゃって撮りづらいので、
後日改めて、夜の景色をお届けします。

そして、店内には温かそうな小物類がたくさん。
心なしか室温もほんわか上がったように見えます(暖房を入れたおかげだけど)。


さて【The Store】だけでなく、【Bookish Pub】でも
期間限定で特別メニューをお出ししております。
昨日インフォメーションした「グリューヴァイン(ホットワイン)」のほか、
下記メニューがお目見えしています。

【たべるもの】
●3種のおかず盛りあわせ/¥800
……地元野菜のおかず、お肉のおかず、そしてもう一品が日替わりで登場。
●やきを+おかずセット/¥1,100
……上記盛りあわせに、「やきを」1個と小スープつき。大満足のボリュームです。
●スパイシーチキンカレー+チャパタ/¥1,000
……レシピ担当者がインドで夢中になった味を再現。骨付きチキンを煮込みました。

【のむもの】
・グリューヴァイン/¥820
……クローブやカルダモンなどのスパイスを絶妙に配合。レモンを効かせています。
・ホット・マーマレード・ウイスキー/¥800
……アイルランドのウイスキーマーマレードにヒントを得たホットカクテルです。

以上のほか、通常のメニューももちろん楽しんでいただけます。
【Bookish Pub】は all day menu 形式なので、何時に来ても同じメニュー
(つまり昼からもお酒が呑めるし、夜もがっつり食べられる)。
あたたかメニューで、身体の芯からジンワリしていってください。

夜は21時まで営業しています(日曜は~19時)。(ÄwÖ)