3月24日(土)に東京で行われる近代美術のオークションに、
約50年ぶりに発見された岸田劉生の作品が
出品されるというニュースが先日、
オークション会社の人から届きました
(読売新聞にはもう掲載されたらしいので、購読者はご存知かと)。
1916年の雑誌には掲載されたのだけれど、
一体どこへいってしまったのやら、長らく行方が分からなくなっていたものだそう。
その作品の名は「黒き土の上に立てる女」(1914年作)。
オークション関係者がいろいろな文献を探したものの、
かろうじてモノクロ図版が掲載されたものしか見当たらず、
「焼失したんじゃないか」とも言われてきた幻の作品。
どうやらかなりの高値が期待されているよう
(落札予想価格は700万~1000万!)。
美術館関係者などプロフェッショナルが、わんさか来場しそうですねえ。
詳しく知りたい方、また「落札してやるぜ!」という志のある方は、
シンワアートオークションのサイトを見てみてください。
「落札は絶対無理だけど、本物を見てみた~い」という人は、
オークションの下見会でご対面可能。
その下見会は3月21日から、
シンワアートミュージアム(銀座)で開催されますよ。(Ö)