2011-12-29

Öの読書日記2と甘酒話

ほとんどの会社が仕事納めを終え、年末休みに入ったようでございます。
だってすごくシーンとしてますもん、街が。

でもスーパーマーケットに行くとすごい人だかり。
ショーケースの中は、真っ赤なタコとか真黄色な数の子とか、
この時期にしか見ないどぎつい色の食べ物で、ヌラヌラと彩られております。

そんななか、【place by awo】はのんびり営業中。
こういうおだやかな日は(気温は寒い。けど心理的に穏やか)、
するするといい調子で本が読めます。

つい最近読み終わったのは「虐殺器官」、「私のいない高校」、「仕事道楽」、
現在読んでいるのは「整形前夜」

しばらく小説モードが続き、複数の物語が頭の中を錯綜中でしたが、
今度は徐々にエッセイモードに入っているみたい。

で、明日も【place by awo】はのんびり営業します(~21時)。
明日から年始にかけて、特別メニューとして、
玄米でつくった自家製の無添加甘酒(ノンアルコール)をお出ししますので
贅沢三昧で疲れた胃と心を安めに、ぜひいらしてください。

時々ぷつぷつと話し出す麹菌との会話を楽しみながら、つくりました。
トロトロしつつプチプチしてておいしいのよ、これが。
自甘酒自賛。(Ö)

2011-12-26

巨星がまた……

談志師匠の訃報も記憶に新しいところですが、
またひとつ、日本の巨星がおちました。
デザイナーの柳宗理さんです。
96歳……年齢をみれば大往生ですが、
“早過ぎるよ!”と思ってしまうのは、存在の大きさゆえでしょうか。

最後にお見かけしたのは5、6年くらい前で、
展覧会か何かのレセプションパーティ会場だったなあ。
ここ10年近くは健康状態を理由に、
取材をなどほとんど受けられていなかったと思いますが、
こうした公の席にはたまに、車いすなどで顔を出されていました。

世界中で尊敬されるデザイナーでしたから、その影響力は計り知れないし、
至るところで氏のデザインが音もなく活躍しています
(卑近な例ですが【Bookish Pub】のカトラリーも柳さんのデザイン)。


改めて存在の大きさを反芻しようと、
さっき本棚からエッセイなどをひっぱり出してきました。
年末の時間を使って読み直そう。

ご冥福をお祈りします。(Ö)

2011-12-25

飛ぶ下着?

今日まで東京・青山のスパイラルガーデンで開催されている
『草間彌生 × ウンナナクール × スパイラル
「飛んでゆけ、私の愛する下着たち」展』。

キュートな下着で人気のウンナナクールから
何と草間彌生さんデザインの下着が販売される!
というわけでこの展覧会は、そのお披露目展なのです。

企画に協力しているナンジョウアンドアソシエイツの柴田さんから
お知らせいただき、興味津々でしたが行く機会はもてず……
実物、みてみたかったなあ。
会場では巨大なかぼちゃも展示されてるそうだし、
スパイラルカフェでは期間中限定のカボチャメニューも食べられるみたいだし……
う~む、楽しそう。
下着に関してはまあ、いずれにしても近いうちに発売されるのだから、
もう少しの辛抱ですが。

いつもは女性商品だけを扱っているウンナナクールだけど、
今回は男性用のパンツも出るとのこと! 
でもそんな下着つけてたら、見せびらかしたくなって危険か?(Ö)

2011-12-24

冬武装

寒いよう。
うっかり外に出しておいたバケツの水がカチカチ。
そのせいでバケツはひび割れて廃棄処分に。ひどい……。
とうとう本格的な松本の冬と対面してしまい、威力にたじろいでいます。

現在ショールームでは【place by awoの冬支度】を展開中ですが、
「冬支度」なんていう言葉より「冬武装」の方が正しい。感覚的に。
靴下の上から更に厚い靴下を履き、レッグウォーマーで覆っても
足の先に寒さが届くんですもの。ひ~。

先ほど来てくださったお客さま(東京からいらしたそう)も
「外を歩いているのは観光客だけ」と笑っていましたが
ホント、外出する気なんてぜ~んぜん起きません。
習慣だった夜の呑み歩きさえ、このところ中断してます
(特に帰宅時に生命の危機を感じるので……いやマジで)。

でも何かの用事で外に出ると、それはそれでうれしくなる。
おお、山が真っ白! とか、太陽光が白い! とか。
夜は、町中で展開されているイルミネーションが、
気分の盛りあげに一役買ってくれます。

place by awoではいつも、暗くなると店内でキャンドルを灯しておりますが、
今日は数を増やしてみよう。
通りを歩く人が、ちょっと暖かい気分になりますように。(Ö)

2011-12-22

Öの読書日記 その1

最近、自分の中で“読書週間”に入っている。
とりわけ「小説読みたい病」にかかっていて、
国内外問わず、さまざまな作家の小説を読みあさっています。

最近読んだ中で秀逸だったのは、ナイジェリア人女性作家によるこの本。


『半分のぼった黄色い太陽』
著者:チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ(訳者:くぼたのぞみ)
===
最初は少年の成長物語、中盤からは才能と希望に満ちた男女の恋物語、
さらには悩みとまどう経験不足の作家の成長譚として、
またまた全体を通じては、ナイジェリア(ビアフラ)の政治と戦争を活写する
ジャーナリズム文学としても楽しめるという、
一冊で何度も何度もおいしい、骨太な本でございました。

文中でよく出合った、長い鼻息がでるような鋭い表現力。
1977年生まれと、そう年齢が変わらない作家の仕業と知り、
む~と嫉妬&称賛を覚えましたわ(しかも美人だし……笑)。

偶然にも、時を同じくして
若き日本人文化人類学者のかつてのブログ「エチオピア的」
を読んでおり、
アフリカの民族観やアフリカ人の行動・慣習について
ある程度の免疫をもっていたことが功を奏した感じ。
物語がぐっと身近になりました。

いやあ、小説って、ホントにおもしろいですね。

読み終わるのがもったいないなあと思う小説は久々。
またおもしろい出合いがあったらご紹介します。(Ö)

2011-12-20

トリートメントサロンのデザイン


「こういうことがしたい」「こんな未来を築きたい」
というキラキラした希望や展望に、
具体的なカタチをもたせること。
これもデザインの大事な役割です。

お店や会社などのロゴタイプ(マーク)は、まさにその好例!
夢や希望、理想、展望……といった要素をカタチにしたり、
社会とコミュニケーションをとるために欠かせない存在なのです。

まだ寒くなる前のこと。
あをぐみに、あるお客さまがデザインをオーダーしにいらっしゃいました。
バリの伝統的マッサージにアロマセラピーを組み合わせた
トリートメントのサロンを計画中の女性、岡本さんです。

サロンの名前はハルム。
バリの言葉で“いい香り”を意味するこの単語の語感と、
トリートメントを行う岡本さんの人柄、そして安曇野市にあるサロンの心地よさ。
そういった要素をうまく表現できるようなロゴマークをつくろうと、
あをぐみも気合いが入りました!

そうしてできたロゴをメインビジュアルにしたパンフレットがこれ。


こっそり種を明かすと、ロゴタイプは
「ハルム」から川をはさんで見える山々の稜線などがモチーフになっています
(実際に目にすると「絶景~!」とため息が出ますよ)。

「たとえば川越しに山を眺めた時、ハルムのことを思い出して出かけたくなる。
……ロゴにそんな効果が与えられたらいいなあ」とデザイナーÄ。

ハルムのメニュー兼パンフレットは、【place by awo】でも手に入ります
(サロンはご自宅なので、連絡先はここで公開しません、ごめんなさい)。
原則として1日1人限定だし、ハーブティを楽しみながら
丁寧にトリートメントしてもらえるのがうれしいところ。
心身を開放したい女性のみなさま、ぜひ行ってみてください。

また、まずはどんな感じか試したいという女性に朗報。
岡本さんは12/24に、塩尻市の『温(ぬっく)』
というお店で、1dayトリートメントを行うそう。
すでに予約で込み合っているようなので、ご興味ある方はお早めに連絡を。

そして健やかに年末年始を乗り切りましょう!(ÄwÖ)

2011-12-19

冬は密着度が高いので


仲良く団子状に寝ていたと思ったら、ときどきケンカが勃発。
やんのか、コラ! 
なめんな、ワレ!


(Ö)

2011-12-18

宣伝マン

あみぐみメンバーが編んでくれたオリジナルマフラー「ほそい」を身に付け、


この時期だけ限定で販売している
トートバッグ「冬の」の「大」に資料などを入れこんで、


デザイナーÄは今月2度目の東京出張に旅立ちました。
仕事の打ち合わせはもちろんですが、
アイテム類をみんなに見せびらかす広報宣伝活動もよろしく~!(T)

2011-12-17

「冬の」……


こんにちは。
最近ブログ当番の回数が増えたタツヲです。
というのも、【place by awo】に続々と新しいアイテムが
お目見えしているので……。

今日ご紹介するのは、冬支度企画に合わせて制作してもらったトートバッグ。
その名も「冬の」です。
温かそうな毛布っぽい起毛生地を使い、
ぬいぐみメンバーがカタチにしてくれました。

サイズ展開とお値段は、通常の「ぬいぐみのトートバッグ」と同じで、
以下のとおりです。

まずは「大」が¥6,000。


そして「小」が¥5,420。


最後に、ボクが”食パンが1本入るサイズ”と表現している「よこなが」。
これも¥5,420です。


バッグの右下にあをぐみのロゴマークが入っていますが、
青orピンクを選んでいただける。


男子がもっても女子がもっても、あったかかわいい毛布バッグ。
店頭でその風合いを確かめてください。(T)

2011-12-16

足もとの冬支度2


さてさて昨日に引き続き、タツヲがおおくりする
【place by awo】おすすめ商品のご案内です。

足もとを温めるといえば、何と言っても本命(?)は靴下。
現在【place by awo】では、エストニアのおばあさんたちが
1足1足丹念に編みあげた靴下を取り扱っております。


ほら、このカワイイ柄。


全体はこんな感じ。
ぱっと見では大きく見えますが、サイズは通常のMサイズ(24cm前後)程度。

スキニージーンズの上から履けば、レッグウォーマーのように柄を見せられる。
足もとがちょっと派手だと、
一気にオシャレ度がアップするのではないでしょうか?

フワフワのテクスチャーと、キュートな柄で好評のこんなタイプも。


すべて1点ものなので、売り切れご免でございます。

こんな靴下がぶら下がっていたら、
通り掛かりのサンタクロースが何か入れてくれるかもしれません。(T)

2011-12-15

足もとの冬支度1


こんにちは。
プロダクト担当のタツヲです。

のっけから社内のことですみませんが、
あをぐみ企画編集担当のÖは、たいそうな末端冷え性です。
東京でもしもやけになっていたくらい、冬は手足がひえひえになるそう。

そんなÖが「信州の冬を乗り切るために必須」と提案し続けてきたのが、
足元を温めるアイテムの数々。
「でもどうせ温めるならオシャレにしたいわよ」というヤツの私利私欲も全開に、
これまでレッグウォーマーを中心に試行錯誤を重ねてきました。

その結果、あみぐみメンバーが仕上げてくれてカタチになったのが、
このかわいいレッグウォーマーです。
「自分がほしいわ~」と騒ぐÖを、
「まずはお客さまに出すのが筋」となだめすかし、
本日から【The Store】に並べました。


(ÄwÖ)のチャームが足元にキラリと光ります。
足首にくしゅくしゅさせて履いていただくのが、暖かくてキュートかと。



そしてなんとこのレッグウォーマー、ベレー帽とセットアップができるのです。
合わせて着けていただくのが断然カワイイ。
この12月に始まった『place by awoの冬支度』の期間中は、
“限定ヴァージョン”と称し、
エストニアで仕入れたフェルトのチャームがついています。

ニットのセットアップ……これは冬しか楽しめないオシャレです。ぜひ!(T)

2011-12-14

ネコとおばーさん



誰、このひと?

……今後【place by awo】にお目見え予定のおば~さんです。(ÄwÖ)

2011-12-13

寒さは素敵だ


しばらくバタバタしていて更新が滞ってしまいましたが、
その間にいろいろなところに出かけ、いろいろな人と出合い、
たくさんの経験を吸い込んでまいりました。

お休みをいただいていた日曜日は塩尻に、
そして月曜には安曇野とか大町とか池田町に行ったりね。


空気がキーンと冷えて澄み切っていて、眼福な光景が広がります。
池田町に住む陶芸家ご兄弟のアトリエから望む大きな木。


松本では、盆地に特有の底冷え的寒さに本当に困らされますが、
他方でこういう、言葉にはいい表せないような美的体験をさせてもらってもいる。
日曜の皆既月食も、ホント素敵だったわ~。
冬の星座とともに楽しませてもらいました。(Ö)

2011-12-10

東京雑記3 展覧会のつづき


昨日のつづき。
目黒区美術館の次に行ったのは、
六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の、
アーヴィング・ペンと三宅一生の展覧会。

2004年に目黒の日本民芸館で行われた
『ダオメ Dahomey 1967:Photographs by Irving Penn』展を見て
強烈な印象を得た経験から、
「今回も行くぞ!」と機会を狙っていたものでした。
同じ『ダオメ』展を見た感想を、21_21のサイトで
写真家(&冒険家)の石川直樹さんが語っています。
石川さんは展覧会に衝撃を受けすぎて、ダオメ王国まで行っちゃったそう。

展覧会場では、ペンと三宅に田中一光(巨匠デザイナー)ほか
多くの才能が加わって、
幸福なクリエイションが展開された様子が、アニメーションで再現されています。
「まずアニメを見てから全体を見るといいんですよ~」と
広報のKさんからアドバイスをもらったので、その順を追ってみましたが、
確かに展覧会の世界にスッと入って行ける。おすすめです。

会場では、この作品集に掲載された写真もたくさん見られました。


これも、表紙からかなりやられる写真集ですよね。
しかも会場の大画面で見ると、インパクト度合いがさらに増します。

Kさんから、雑誌『美術手帳』の現在発売中の号をいただきました。


【place by awo】のカウンターでも見られるようにしますが、書店で買うと、
付録として132 5. ISSEY MIYAKE 特製ハンカチがついてくる! お得だ〜。

さてさて、以前よりスケジュールでもお伝えしていたとおり、
明日12/11、【place by awo】はおやすみをいただいております
(今日はやってます)。
来週の木曜から、またお会いしましょう!(Ö)

2011-12-09

東京雑記2 展覧会


東京出張のスキを見て、2つの展覧会をまわってきたあをぐみÖです。
その2つとは、
目黒区美術館で開催中の秋岡芳夫展と、
21_21 DESIGN SIGHTで行われている

まず目黒区。秋岡芳夫さんとはどういう人か……?
ひとことで言うと「デザイナー」ですが、その肩書きより、
「手でものを考えるつくり手」という言葉が似合う人です。

展覧会ではいきなり、超モダンな竹とんぼが「これでもか!」といわんばかりの数
ずらりと展示されていて、おお圧巻! 
メカニカルなデザインも木工も共に愛していたという秋岡さんを象徴するのに、
これほど適した題材はないなあ……学芸員のアイデアに脱帽です。

2階会場では、秋岡さんが携わった幻のバイク
「ライラック号(AS71など)」のまわりを、
いかにも“昔バイク乗りだったぜ!”という感じの素敵なおじさまたちが取り囲み、
大うんちく大会を繰り広げていた光景がおもしろかったなあ。

バイクみたいなプロダクトは特に、単なる道具ではなく、
ある人たちにとっては青春だったり人生そのものだったりするのですね。

秋岡さんの考えがわかる著書のひとつ「創(つくる)」が、
あをぐみショールーム【place by awo】にもあります。


今回の展覧カタログも合わせてご覧いただけるので、
ご興味のある方はお気軽にお声かけください。

長くなってきたので、21_21のレポートは明日にまわします。(Ö)