松本が拠点の劇団、シアターランポンの本公演第5弾となる「屋根裏のボードビル」が、 ランポンシアターで10月26日(月)まで上演中です。
松本駅から徒歩1分もかからないビルの4階(かつて「屋根裏」だった場所)で繰り広げられるこのお芝居、
あをぐみは先週末に見てまいりましたが、2023年春のシアターランポン旗揚げ以前から彼らがつくりあげてきた数々のお芝居がエッセンスとして散りばめられていて懐かしく、胸熱でした。
とはいえ、過去作品を見ていなくてもじゅうぶん笑えて、脳が混乱するような仕掛けもあり、そして切なくもある。
狭い劇場のステージの時空がねじまがり伸び縮みするような錯覚さえ覚えました。
さて、前回のブログでお伝えしたとおり、このお芝居「屋根裏のボードビル」のフライヤーは、あをぐみが担当しました。
演劇や映画ポスターの多くが、その公演内容を翻訳したデザインをするなか、今回あをぐみは「内容」ではなく「構造」をデザインソースにしてみました。
え、どゆこと?
先述したように、この作品には過去作品のエッセンスが散りばめられている、……つまり、過去作品の断片が集まって、新しいカタチをつくっています。
そこにヒントを得て、あえてポスターを作らず、4枚のフライヤー(断片)を組み合わせると1枚の大きなポスターができる、というデザインにしたわけで、その様子も前回のブログでお伝えしております。
さらには、4枚に限らず、無限につなげられるデザインにすることで、見た人の心の中に「屋根裏のボードビル」が大きく広がっていくさまを表してみたり。
あ、こんな感じで。
今、まちなかのお店など、あちこちにこのポスターが貼られていますが、あれ、さっき見たのとは何か違うような……と思った方もいらっしゃるかもしれません。
それは貼られるスペースの大きさや、店主の方々の工夫と遊び心で、4枚が違う貼られ方をしていたり、1、2枚だけが貼られていたりしているから。
これは、ポスターを貼ってくださるお店の人たちも、ほんの少しこのお芝居に参加していただけるような仕掛けでもあるのです。



