高崎に行ってきた話の続き。
デザイン・ファンの編集担当Öが、
高崎と聞いて思い浮かべたのがブルーノ・タウト。
で、そもそもタウトって誰よ?
……日本で一番有名な業績は、
桂離宮を“再発見”したことかなあと思います。
『ブルーノ・タウト画帖 桂離宮』なんていう、
デッサン&感動体験が綴られた本も出ている。
デッサン&感動体験が綴られた本も出ている。
職業は建築家。ナチス政権から逃れて日本に亡命し、仙台を経て高崎に移動。
少林山達磨寺境内の「洗心亭」で、2年ほど暮らしています。
これが「洗心亭」。思った以上に小さい家でびっくり!
中には入れないので、ガラス戸からのぞいてみた。
あ、あれが有名な掛け軸だ!
Ich liebe due japanische Kultur.(我、日本文化を愛す)と書いてあります。
同じ文言が刻まれた石碑もありました。
6畳と4畳半の2間しかないここで、エリカ夫人と日々過ごしていたのですね。
でも、同じミニマム間取りでも、学生の頃過ごしていたワンルームマンションより
ぜいたくかつ高尚に見えるのはなぜだろうか……。
代わりといっては何ですが、達磨寺の売店でこんな本を購入。
寺にはタウトにまつわるパンフレット(右)も置かれていました。(Ö)