2012-10-05

ファーストスプーン


松本市では、赤ちゃんが産まれると出産祝いとして
地元信州の天然木で作ったファーストスプーンを
プレゼントしているんだそう。
知らなかった~。何て素敵な贈り物なんだろう。

昨日、クラフトマンのかんちゃんが、
ニコニコしながら3種類のスプーンをもってきてくれました。
息子の羽柴弦さんが、長野県産の広葉樹を1本1本カンナで削り、
ノミで彫ったファーストスプーンです。

かんちゃんと息子さんは、
注文家具とかをつくるこんな工房をひらいています。

で、そのスプーン、
1本目は彫ったままの荒々しいもの。
2本目は粗めヤスリでこすって少し滑らかになったもの。
3本目はさらに細かく磨きをかけて完成させたもの。

……さて、どれがいい?

と聞かれて悩んだ揚げ句、1本目を選びました。


自分でスプーンを仕上げるなんて経験はなかなかないから、
やってみたい! と思ったのです。
ヤスリももらって、口当たりがよくなるよう丁寧に磨いてみました。

で、これが完成。


息子さんが仕上げたものに比べたらかなり荒々しいのですが、
自分でカタチにしたことに大満足。
あをぐみらしく(?)、青い毛糸を巻きつけてみた。

というわけでこれが自分で仕上げた最初のスプーン
(=マイ・ファーストスプーン)となりました。
山に行く時にもっていこう。

ありがとう、かんちゃん!(Ö)