先日のブログで藤森照信さんの最新建築@滋賀県をご紹介しましたが、
滋賀に行った目的は、ほかにもいくつかありました。
そのひとつが、焼き物のたぬきで有名な信楽にある、MIHOミュージアムの春季特別展。
「かざり ―信仰と祭りのエネルギー」と題して、滋賀県を中心とした神社仏閣や祭りなどの文化からさまざまな飾りの要素を紹介する、とっても刺激的な展覧会です。
展示の目玉は若冲のモザイク屏風のW展示。
(写真は主催者の許可を得て撮影しております)
写真を見れば「あ〜」と思う方も多いかと思いますが、かの有名なモザイクタイルの絵みたいな屏風が2種類、向かい合わせで展示されていたのです。
……ってなぜ過去形かというと、紹介しておきながら何ですが、実はこのW展示は3月13日までの期間限定だったので、今はもう見られないのでした(ただし片方ずつならまだ見られますよ)。
若冲のほかにも、めったに美術館にはお目見えしないような珍しいお宝がたくさん。一見の価値アリアリの展覧会です。
会期は5月15日までなので、桜の頃、あるいは新緑の頃に行くのもとってもオススメ。何といってもすごく魅力的なランドスケープの中にあるミュージアムですから。ドライブも楽しめること間違いなしです。(Ö)
2016-03-16
2016-03-13
最新藤森建築 in 近江八幡
野蛮ギャルド建築で知られる建築家の藤森照信さん。
長野県諏訪市のご出身ゆえ、地元ではなじみの深い人でございます。
あをぐみÖはかねてから「自宅を建てるなら藤森先生に!」と無茶な公言をしておりますが、その藤森さんの最新・最大級建築が、近江八幡にできたのでブーンと行ってきました。
じゃーん、これです。
高大な敷地のなかに、もさもさと草を冠してたたずんでいるのですが、まだまだ寒い3月ゆえ、草というより藁をかぶっているみたいな色。
ご存知の方もいらっしゃるかとおもいますが、こちらは、滋賀県の老舗菓子店「たねや」の施設でありカフェでありショップ『ラ・コリーナ近江八幡』。
現在はこの藤森建築部分(草屋根、という名前)のみオープン中ですが、これからどんどん発展していきます。将来的には保育園なども併設を考案中なのだそうですよ。
なかはこんな感じ。カフェなどの家具もすべて藤森照信さんによるもの。あ~、うらやましすぎる。
「たねや」のグループであり、バウムクーヘンで名をはせる「クラブハリエ」(こっちの方が有名かな?)のカフェも併設。カフェではバウムに合わせてセレクトされたコーヒーと、焼き立てのバウムをいただいてきました。うま~。
こちらでしか買えない限定パッケージのおまんじゅう。草屋根イラスト入り。
みなさまも琵琶湖ドライブを兼ねて、ぜひ訪れてみてください。(Ö)
長野県諏訪市のご出身ゆえ、地元ではなじみの深い人でございます。
あをぐみÖはかねてから「自宅を建てるなら藤森先生に!」と無茶な公言をしておりますが、その藤森さんの最新・最大級建築が、近江八幡にできたのでブーンと行ってきました。
じゃーん、これです。
高大な敷地のなかに、もさもさと草を冠してたたずんでいるのですが、まだまだ寒い3月ゆえ、草というより藁をかぶっているみたいな色。
ご存知の方もいらっしゃるかとおもいますが、こちらは、滋賀県の老舗菓子店「たねや」の施設でありカフェでありショップ『ラ・コリーナ近江八幡』。
現在はこの藤森建築部分(草屋根、という名前)のみオープン中ですが、これからどんどん発展していきます。将来的には保育園なども併設を考案中なのだそうですよ。
なかはこんな感じ。カフェなどの家具もすべて藤森照信さんによるもの。あ~、うらやましすぎる。
「たねや」のグループであり、バウムクーヘンで名をはせる「クラブハリエ」(こっちの方が有名かな?)のカフェも併設。カフェではバウムに合わせてセレクトされたコーヒーと、焼き立てのバウムをいただいてきました。うま~。
こちらでしか買えない限定パッケージのおまんじゅう。草屋根イラスト入り。
みなさまも琵琶湖ドライブを兼ねて、ぜひ訪れてみてください。(Ö)
2016-03-11
5年……そして
先ほどの2:46をもって、東日本大震災から5年が経ちました。
昨日まで雪模様だった空が晴れ、松本は寒いけれどおだやかな昼下がりをむかえています。
相変わらずモノゴトは滞ったり複雑化したり、でもちょっとずつでも前に進んでいるものもあったり。
生きているわたしたちができることを、少しずつ。(ÄwÖ)
昨日まで雪模様だった空が晴れ、松本は寒いけれどおだやかな昼下がりをむかえています。
相変わらずモノゴトは滞ったり複雑化したり、でもちょっとずつでも前に進んでいるものもあったり。
生きているわたしたちができることを、少しずつ。(ÄwÖ)
2016-03-02
バンクシーがやってくる!?
来る3月21日(月・祝)17時から、あをぐみショールーム【place by awo】で、バンクシーの最新映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』の、本編冒頭22分を上映します。
バンクシーという正体不明のアーティストについては、時々ニュースでも話題となるので聞いたことのある人も多いはず。知らない人はぜひ知るべきなので(笑)、ググってみてください。
そして、映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』については、公式サイトをご覧ください。
が、ご注意いただきたいのは今回上映するのが本編ではなく、あくまでも「本編冒頭22分」だということ。そのため、入場料はいただきません。出入りも自由なので、お気軽に立ち寄ってみてください。
この上映会を企画したデザイナーの鈴木みのりさんが、フライヤーもつくってくれました。
上映後、時間がある人は引き続き、バンクシーについて、ストリートアートについてなどなど、ざっくばらんにダラダラ話す会にもご参加ください。主催者の鈴木さんと、実際にロンドンでバンクシーアートを目撃したことのある我々あをぐみスタッフ含め、時間の許すままにダ〜ラダ〜ラしたいと思います。もちろんこちらも出入り自由です。
会場の都合上、立ち見の可能性もあるのでご了承いただけると幸いです。まあ、22分ですから……。(ÄwÖ)
バンクシーという正体不明のアーティストについては、時々ニュースでも話題となるので聞いたことのある人も多いはず。知らない人はぜひ知るべきなので(笑)、ググってみてください。
そして、映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』については、公式サイトをご覧ください。
が、ご注意いただきたいのは今回上映するのが本編ではなく、あくまでも「本編冒頭22分」だということ。そのため、入場料はいただきません。出入りも自由なので、お気軽に立ち寄ってみてください。
この上映会を企画したデザイナーの鈴木みのりさんが、フライヤーもつくってくれました。
上映後、時間がある人は引き続き、バンクシーについて、ストリートアートについてなどなど、ざっくばらんにダラダラ話す会にもご参加ください。主催者の鈴木さんと、実際にロンドンでバンクシーアートを目撃したことのある我々あをぐみスタッフ含め、時間の許すままにダ〜ラダ〜ラしたいと思います。もちろんこちらも出入り自由です。
会場の都合上、立ち見の可能性もあるのでご了承いただけると幸いです。まあ、22分ですから……。(ÄwÖ)
2016-02-01
2月になりました
暖冬なんてどこへやら、の寒さが続いていますが、暦だけは初花月(はつはなづき)の2月となりました。実感ないわ〜。
あをぐみショールーム【place by awo】の今月の予定も更新しました。ホームページをご覧ください。
今月は店内でフリーマーケットをやろうかな、と思っていますので、ちゃんと決まったらまたブログにてお知らせいたします。(Ö)
あをぐみショールーム【place by awo】の今月の予定も更新しました。ホームページをご覧ください。
今月は店内でフリーマーケットをやろうかな、と思っていますので、ちゃんと決まったらまたブログにてお知らせいたします。(Ö)
2016-01-19
でろわ!
パン職人に転身した友人より、お手製のガレット・デ・ロワをいただきました。
うれしいっ!! いつもありがとう、Mさん!!! キレイな仕上がりで食べるのがもったいないほど……でももちろん美味しくいただきますとも。
日本でもポピュラーになりつつありますがこのお菓子、もともとキリスト教の祭日エピファニーにちなんだもので、フランスでは1月6日に食されるようでございます。
ご存知の方も多いかとは思いますが、ここにはロシアンルーレット的な楽しみ方があるのがおもしろいところ。
ガレットの中にフェーブ(昔は豆。今は陶器の人形が主流)が入っていて、引き当てた人がロワ(王様)になれるというわけです。
こんな感じでフェーブが出てくる。
今年は僕が王様です。みなのもの、ひかえよ。
うれしいっ!! いつもありがとう、Mさん!!! キレイな仕上がりで食べるのがもったいないほど……でももちろん美味しくいただきますとも。
日本でもポピュラーになりつつありますがこのお菓子、もともとキリスト教の祭日エピファニーにちなんだもので、フランスでは1月6日に食されるようでございます。
ご存知の方も多いかとは思いますが、ここにはロシアンルーレット的な楽しみ方があるのがおもしろいところ。
ガレットの中にフェーブ(昔は豆。今は陶器の人形が主流)が入っていて、引き当てた人がロワ(王様)になれるというわけです。
こんな感じでフェーブが出てくる。
今年は僕が王様です。みなのもの、ひかえよ。
2016-01-15
井上有一 書の破壊と創造(別冊太陽 日本のこころ 235)
昨日のブログでも表紙をチラ見せいたしましたが、あをぐみがエディトリアルデザインを担当した『井上有一 書の破壊と創造(別冊太陽 日本のこころ 235)』(平凡社刊)が発売になりました。
書道という言葉からイメージする先入観をことごとく破壊してくれるような迫力の作品たち。その力強さは、みるものを励まし勇気づけてくれるような気がします。
書の作品ももちろん素晴らしいのですが、今回の別冊太陽で見逃せない特集に、有一自作の“レコードジャケット”があります。これがねえ、どれもとってもかっこいいんです、本当に。書の緊張感とは違った魅力や、きびしく戦い続けるだけではない井上有一の一面を見せてくれる作品です。
そして先のブログでもご紹介したとおり、金沢21世紀美術館では現在まさにその展覧会が開催されています。とても充実した展示内容だし、空間で展開することで迫力も体感できるので、そちらへも足を運んでみていただきたい……でももちろん別冊太陽もぜひご覧くださいね。(Ä)
書道という言葉からイメージする先入観をことごとく破壊してくれるような迫力の作品たち。その力強さは、みるものを励まし勇気づけてくれるような気がします。
書の作品ももちろん素晴らしいのですが、今回の別冊太陽で見逃せない特集に、有一自作の“レコードジャケット”があります。これがねえ、どれもとってもかっこいいんです、本当に。書の緊張感とは違った魅力や、きびしく戦い続けるだけではない井上有一の一面を見せてくれる作品です。
そして先のブログでもご紹介したとおり、金沢21世紀美術館では現在まさにその展覧会が開催されています。とても充実した展示内容だし、空間で展開することで迫力も体感できるので、そちらへも足を運んでみていただきたい……でももちろん別冊太陽もぜひご覧くださいね。(Ä)
2016-01-14
井上有一を体感!
北陸新幹線開通以来、とっても盛り上がっている町、金沢。
この町の文化的中心たる金沢21世紀美術館で現在、書家の個展を開催中です。
それが『生誕百年記念 井上有一』展。
松本でも某高校生がパフォーマンス書道を繰り広げて人気ですが、そうした”身体表現としての書道”の元祖たる存在がこの井上です。……果たして彼女たちはこの人をご存知だろうか?
現代美術の文脈でとりあげられる書家の先駆けとも言える井上の軌跡がたどれるこの展覧会。
書の力強さ、漢字の奥深さや物語性、墨と筆による”色鮮やかな”表現などなどが目の当たりにできる刺激的な内容です。
表現者としての井上有一を知りたければ、別冊太陽(平凡社)をぜひご覧ください。これなら松本の書店でも手に入ります。
展覧会は3月21日まで。(ÄwÖ)
この町の文化的中心たる金沢21世紀美術館で現在、書家の個展を開催中です。
それが『生誕百年記念 井上有一』展。
松本でも某高校生がパフォーマンス書道を繰り広げて人気ですが、そうした”身体表現としての書道”の元祖たる存在がこの井上です。……果たして彼女たちはこの人をご存知だろうか?
現代美術の文脈でとりあげられる書家の先駆けとも言える井上の軌跡がたどれるこの展覧会。
書の力強さ、漢字の奥深さや物語性、墨と筆による”色鮮やかな”表現などなどが目の当たりにできる刺激的な内容です。
表現者としての井上有一を知りたければ、別冊太陽(平凡社)をぜひご覧ください。これなら松本の書店でも手に入ります。
展覧会は3月21日まで。(ÄwÖ)
2016-01-11
2015-12-24
年の瀬です
気づけばもう12月24日。
先日、パン職人に転身して早くも5年近くになろうとしている大切な友人からシュトーレンが届いて、ますます年末を色濃く感じました。クリスマスまで(明日だ!)に終わるよう、時間をかけて一切れ一切れ味わっております。
サイトトップにもご案内を出しておりますが、あをぐみショールーム【place by awo】は、12/31(木)~1/10(日)の間、お正月休みをいただいております。ということは年内のオープンは今週末が最後。あ~、早いものですね。
みなさまもよい年末年始をお迎えしますよう。(ÄwÖ)
2015-12-17
うつわの魅力
ここのところ、ガラス作家さん・陶芸作家さんの工房を訪ねる機会が多く、その創作の現場を目撃する楽しさ、専用道具類の珍しさにワクワクしっぱなしの日々。
冬の厳しい長野県は、放っておくと陶芸用の土なんかもガチガチに凍ってしまうので、室内に土を入れて暖かくしたりと、いろいろ苦労もあるのだそう。
創作の楽しさや厳しさ、研究の成果といった話を伺うと、器を使う側としても背筋がのび、大事にしようという気持ちがますます高まります。
さて、今日はどの器で何を食べようかしら?(Ö)
冬の厳しい長野県は、放っておくと陶芸用の土なんかもガチガチに凍ってしまうので、室内に土を入れて暖かくしたりと、いろいろ苦労もあるのだそう。
創作の楽しさや厳しさ、研究の成果といった話を伺うと、器を使う側としても背筋がのび、大事にしようという気持ちがますます高まります。
さて、今日はどの器で何を食べようかしら?(Ö)
2015-11-27
静嘉堂文庫美術館がリニューアル!
松本では、チラホラですが雪らしきものが舞いましたね。
わかっていたけれど、もう冬が来たのです。あー。
さてさてがらりと話は変わって、日本画ファンにうれしいニュースです。
東京・世田谷の閑静な丘の上にたたずむ静嘉堂文庫美術館。
日本画や茶道具、仏教美術の名品を有する美術館としても有名な同館は、これまで約1年半ほどの間閉館していましたが、去る10月末にリニューアルオープン!
それを記念する展覧会の第一弾として、現在「金銀の系譜-宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界-」展が始まっております。
会の見どころは2点。国宝である俵屋宗達の「源氏物語関屋・澪標図屏風」と、重文である尾形光琳の「住之江蒔絵硯箱」です。どちらも長い修理を終えての展示で、修復ポイントもよくわかるよう解説されているのでなかなかおもしろい。
国宝 俵屋宗達「源氏物語関屋・澪標図屏風」(部分)。江戸時代・17世紀
*写真は主催者の許可を得て撮影しています
抱一のこの屏風もお目見え。
コンディションが目を見張るほど良くてびっくりしました。
酒井抱一「波図屏風」(一部)6曲1双 江戸時代1815年頃
ほかにもいろいろな作品が目と心をたのしませてくれます。
最寄り駅が二子玉川だし、そこからバスに乗らなくちゃいけないし……で、なかなかアクセスしづらいところにある静嘉堂文庫美術館ですが、そこまで足を伸ばす価値、おおありです。
会期は12月23日まで。(Ö)
わかっていたけれど、もう冬が来たのです。あー。
さてさてがらりと話は変わって、日本画ファンにうれしいニュースです。
東京・世田谷の閑静な丘の上にたたずむ静嘉堂文庫美術館。
日本画や茶道具、仏教美術の名品を有する美術館としても有名な同館は、これまで約1年半ほどの間閉館していましたが、去る10月末にリニューアルオープン!
それを記念する展覧会の第一弾として、現在「金銀の系譜-宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界-」展が始まっております。
会の見どころは2点。国宝である俵屋宗達の「源氏物語関屋・澪標図屏風」と、重文である尾形光琳の「住之江蒔絵硯箱」です。どちらも長い修理を終えての展示で、修復ポイントもよくわかるよう解説されているのでなかなかおもしろい。
国宝 俵屋宗達「源氏物語関屋・澪標図屏風」(部分)。江戸時代・17世紀
*写真は主催者の許可を得て撮影しています
抱一のこの屏風もお目見え。
コンディションが目を見張るほど良くてびっくりしました。
酒井抱一「波図屏風」(一部)6曲1双 江戸時代1815年頃
ほかにもいろいろな作品が目と心をたのしませてくれます。
最寄り駅が二子玉川だし、そこからバスに乗らなくちゃいけないし……で、なかなかアクセスしづらいところにある静嘉堂文庫美術館ですが、そこまで足を伸ばす価値、おおありです。
会期は12月23日まで。(Ö)
2015-11-18
村上隆の五百羅漢図展@森美術館
東京・六本木の森美術館では現在「村上隆の五百羅漢図展」が開催中。
これがねえ、すごいんですよ。
何がすごいって、サイズと迫力と、作品群からみなぎるむき出しの闘争心。
会場全体に怪気炎が渦巻いているのが見えるくらいの感じ……。
とある芸術雑誌のいち企画から生まれたとは思えないくらい、壮大かつ熱気みなぎる作品の嵐でございます。
手がけはじめてから10年近い年月が経つのに、いまだ未完成だという彫刻作品。
《宇宙の産声》(部分/2005年-)。Courtesy Gagosian Gallery, New York ©2005-2015 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
*写真はすべて主催者の許可を得て撮影しています(が、期間中は誰でも撮影することができます)。
200人を超えるスタッフとともに取り組んだ全長100m(!)の五百羅漢図が今回のメイン作品でございます。
こうしたビッグサイズ作品も、近づいてみると描き込みがとても細密。
《五百羅漢図》(部分/2012年)。個人蔵。The 500 Arhats (detail) 2012 Acrylic on canvas mounted on board 302x10,000cm Private collection ©2012 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
文字通り血のにじむような作業と苦悩の結果であることがわかり、見ているこちらも脳の温度があがりました。
世界の村上ということで、展覧会前の記者会見にはたくさんの報道陣が詰めかけ、森美術館館長の南條さんも「かつてない人数」と苦笑い。
その記者会見上で今回の挑戦について語った村上さんの言葉も、皮肉と熱を帯びた印象的なものでした。
今回の五百羅漢図は、美術史家の辻惟雄先生からの売り言葉を得ての“買い言葉”的存在だということがわかり、売られた喧嘩を100万倍で返すその姿勢と気迫に、改めて世界で戦う美術家の気概を見た気がします。
会期は来年3月6日まで。(Ö)
これがねえ、すごいんですよ。
何がすごいって、サイズと迫力と、作品群からみなぎるむき出しの闘争心。
会場全体に怪気炎が渦巻いているのが見えるくらいの感じ……。
とある芸術雑誌のいち企画から生まれたとは思えないくらい、壮大かつ熱気みなぎる作品の嵐でございます。
手がけはじめてから10年近い年月が経つのに、いまだ未完成だという彫刻作品。
《宇宙の産声》(部分/2005年-)。Courtesy Gagosian Gallery, New York ©2005-2015 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
*写真はすべて主催者の許可を得て撮影しています(が、期間中は誰でも撮影することができます)。
200人を超えるスタッフとともに取り組んだ全長100m(!)の五百羅漢図が今回のメイン作品でございます。
こうしたビッグサイズ作品も、近づいてみると描き込みがとても細密。
《五百羅漢図》(部分/2012年)。個人蔵。The 500 Arhats (detail) 2012 Acrylic on canvas mounted on board 302x10,000cm Private collection ©2012 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
文字通り血のにじむような作業と苦悩の結果であることがわかり、見ているこちらも脳の温度があがりました。
世界の村上ということで、展覧会前の記者会見にはたくさんの報道陣が詰めかけ、森美術館館長の南條さんも「かつてない人数」と苦笑い。
その記者会見上で今回の挑戦について語った村上さんの言葉も、皮肉と熱を帯びた印象的なものでした。
今回の五百羅漢図は、美術史家の辻惟雄先生からの売り言葉を得ての“買い言葉”的存在だということがわかり、売られた喧嘩を100万倍で返すその姿勢と気迫に、改めて世界で戦う美術家の気概を見た気がします。
会期は来年3月6日まで。(Ö)
2015-11-08
どこが違うでしょう?
さて問題です。
こちらの画像をよ~く見てください。
そして次はこの画像。先ほどと違うところがいくつかあるのですが、わかりますか?
実はこの2つの画像は、東京・新橋の「クリエーションギャラリーG8」で開催中の、ポール・コックス展「ローラースケープ」の展示風景です。
コックスさんは舞台美術なども手がける作家なのですが、
展示されているこれらの絵には舞台の大道具のように車輪がついていて、観覧者が自由に動かせる。
そこで、あをぐみÖが勝手に動かして before → after 写真を撮ってみたわけです。
ついでにもう一問。
この画像と
この画像の違いはどこでしょう? enjoy!
展覧会は11月19日まで。(Ö)
こちらの画像をよ~く見てください。
そして次はこの画像。先ほどと違うところがいくつかあるのですが、わかりますか?
実はこの2つの画像は、東京・新橋の「クリエーションギャラリーG8」で開催中の、ポール・コックス展「ローラースケープ」の展示風景です。
コックスさんは舞台美術なども手がける作家なのですが、
展示されているこれらの絵には舞台の大道具のように車輪がついていて、観覧者が自由に動かせる。
そこで、あをぐみÖが勝手に動かして before → after 写真を撮ってみたわけです。
ついでにもう一問。
この画像と
この画像の違いはどこでしょう? enjoy!
展覧会は11月19日まで。(Ö)
2015-11-05
リアルを生きてる?
フランス・ブルターニュ半島にある小さな村ポン=タヴァン。
かつて多くの芸術家を魅了した、古き良き伝統の残る村です。
そんな村にフォーカスした展覧会が、東京・汐留で開催中。
「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」@パナソニック 汐留ミュージアムです。
*写真はすべて主催者の許可を得て撮影しています
全体的に、どことなく不思議で神秘的な雰囲気の漂う作品が多い……。
それはこの村が「総合主義」という新しい芸術主義の発祥の地であることにも関係があるのでした。
総合主義というのは、リアルな世界と想像の世界をひとつの同じキャンバス上に共存させてしまうスタイル。
現実の景色を描いているのにどこか心象風景のようでもあるし、非現実的にも見えるような……そうしたモワモワした感覚を抱かされるのは、そんなところに理由があるようです。
考えてみれば、目の前のリアルな景色が人によって違う風に見える……なんて現象はよくあること。人は、リアルワールドを生きているようで、実は自分だけの世界に生きる存在なのかも。オレの世界はオレだけのもの。
展覧会は12月20日まで開催中。(Ö)
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