先日のブログで藤森照信さんの最新建築@滋賀県をご紹介しましたが、
滋賀に行った目的は、ほかにもいくつかありました。
そのひとつが、焼き物のたぬきで有名な信楽にある、MIHOミュージアムの春季特別展。
「かざり ―信仰と祭りのエネルギー」と題して、滋賀県を中心とした神社仏閣や祭りなどの文化からさまざまな飾りの要素を紹介する、とっても刺激的な展覧会です。
展示の目玉は若冲のモザイク屏風のW展示。
(写真は主催者の許可を得て撮影しております)
写真を見れば「あ〜」と思う方も多いかと思いますが、かの有名なモザイクタイルの絵みたいな屏風が2種類、向かい合わせで展示されていたのです。
……ってなぜ過去形かというと、紹介しておきながら何ですが、実はこのW展示は3月13日までの期間限定だったので、今はもう見られないのでした(ただし片方ずつならまだ見られますよ)。
若冲のほかにも、めったに美術館にはお目見えしないような珍しいお宝がたくさん。一見の価値アリアリの展覧会です。
会期は5月15日までなので、桜の頃、あるいは新緑の頃に行くのもとってもオススメ。何といってもすごく魅力的なランドスケープの中にあるミュージアムですから。ドライブも楽しめること間違いなしです。(Ö)