本日から6月16日までの短い期間、
夜の帳が下りる頃にあのランプが煌々と輝きはじめます。
……そう、シアターランポンです。
さあ、ランポンシアターの扉を開けましょう。
今宵こちらで繰り広げられるのは、カレル・チャペック原作のロボットのおはなし。
扉の先はユートピアか、はたまたデストピアか。
ご自身の目で確かめてみてください。
本公演をイメージした、オリジナルバッジなどの販売もあります。
今回もバッヂデザインをあをぐみが担当しましたので、ぜひご注目くださいまし。(äwö)
本日から6月16日までの短い期間、
夜の帳が下りる頃にあのランプが煌々と輝きはじめます。
……そう、シアターランポンです。
さあ、ランポンシアターの扉を開けましょう。
今宵こちらで繰り広げられるのは、カレル・チャペック原作のロボットのおはなし。
扉の先はユートピアか、はたまたデストピアか。
ご自身の目で確かめてみてください。
本公演をイメージした、オリジナルバッジなどの販売もあります。
今回もバッヂデザインをあをぐみが担当しましたので、ぜひご注目くださいまし。(äwö)
先日、カーサブルータスのためにこちらの告知記事を書いたので、遅ればせながらポーラ美術館へ。
展覧会の内容はぜひ記事をお読みいただきたいのだけれど、実見して思ったのは、この展覧会が、学芸員の方の細にわたる研究の賜物なのだなあということ。たくさんの文献や資料にあたったことが、展覧会全体を歩くとよ〜くわかりますが、だからといって説明的ではなく、ゴッホがどう受け止められてきたのかが、自然とクリアに見えてきます。
燃えてしまった幻の《向日葵》(通称、芦屋のひまわり)や、“贋作”についての話なんかも、興味深く見ることができました。
ゴッホ受容の歴史は今に至るまで続いており、本展でも現代美術作品がいくつか見られました。
先の”贋作”にまつわる福田美蘭さんの作品もおもしろかったな〜。アートの真贋や”信仰心”に似た心理などなど、考えさせられること多々。
そして森村泰昌さん。彼がこれまで創作してきたゴッホにまつわる作品は、映像作品も含めて全部で6点あるのだけど、そのすべてがここで見られます。レア機会だ!
本人もおられました。レア機会だ!!
2025年4月5日(土)から『原爆の図 丸木美術館』(埼玉)でスタートした展覧会「望月桂 自由を扶くひと」。
本展のフライヤーとポスター、展覧会ZINE(限定部数ゆえ先着順配布ですが、なんと無料!)のデザインを担当しました。
共催に“安曇野市教育委員会”とあるのでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、望月桂は長野県安曇野市に生まれ、あをぐみが拠点を置く松本市とも縁のある人物(松本の高校で美術教員をしていました)。
アナキストとして知られますが、美術の文脈ではほとんど注目されてきませんでした。
この展覧会は、企画担当の足立元さんが代表を務める「望月桂調査団」によって実現したもので、芸術家としての望月の活動に光を当て、彼自身とその周辺を掘り下げる野心的な内容となっています。
デザインをするにあたり、あをぐみäも作品の移送に参加してみましたが、活動にかけるメンバーの情熱のすさまじさを目の当たりにして思わず姿勢を正しました。
フライヤーやポスターでは、望月の絵画作品を全面に押し出すこと、美術家・風間サチコさんの手による展覧会ロゴを効果的に見せること、そしてこの2つをうまくつなぎながら、展覧会自体の世界観を印象的にデザインすることが、自分の役目となりました。
3種のメディアに使う紙を統一し、本来なら破棄されてしまう廃インクを調合・利用して、一風変わった質感と色味の印刷を実現。独自の世界を表現しています。
会期中の5月17日(土)には、調査団によるシンポジウム「望月桂を探求する」、5月31日(土)には調査団代表の足立元さんとライターの武田砂鉄さんによる対談「望月桂を発見する」が開催予定。
どんな話が飛び出すのか、楽しみが募ります。
この展覧会をきっかけに望月桂が多くの人に知られ、さらに情報が集まって理解が進んでいくことになるのでは、と期待大。
膨大な資料がまだ残されていることもあり、会期中も会期後も「調査団」のさらなる活動は続きます。
会期は、7月6日(日)まで。ぜひ足をお運びください!(ä)
あをぐみがデザインを担当した『そっちから わたし、どんなふうに みえている?』(かがくのとも 2025年3月号)をご紹介します。
『さんかくで いえを つくろう』、『ならべかえ -ましかくの へんしん-』と続いて絵本をデザインするのはこれで3冊目。
「▲」「■」ときたから今回は「●」・・・ではなく、「見てるわたし」と「見えているわたし」が交互に描かれることで、わたしの立ち位置を見つめなおせるような絵本です。
文は越智典子さん、絵は堀川理万子さん。
文章が添えてある見開きと絵だけの見開きが繰りかえされるのですが、このリズムによって、深く文章に向き合えるというか、深呼吸するように絵の余韻を味わうことができる気がします。ページ数に収まらない大きさの情報量があるなあ・・・とデザインしながら感嘆しました。
僕にも、子どものころから現在までずーっと手元に残っているたいせつな絵本がありますが、この絵本も誰かにとっての「それ」になる絵本だと思います。
「かがくのとも」は月刊誌なので、書店で手に取れる時間も残りわずか。気になる方はぜひお近くの書店へダッシュで! とはいえ、バックナンバーをあつかっている本屋さんもありますので、ぜひ探してみてください。
あなたも表紙のあの子と目があいますように。(ä)
先日亡くなられた谷川俊太郎さんの「その日」は、広島に原子爆弾が投下された8月6日を詠んだ詩。
だけど、öにとっては30年前の1月17日に重なる。
その日私はそこにいなかった
確かに「そこ」にはいなかったけれど、遠く離れた港町・横浜で呆然とTVの画面を眺めていたことは鮮明に覚えている。その後すぐ、通っていた学校が募集していた「災害ボランティア隊」なるものに手を挙げ、生まれて初めて神戸の地に足を踏み入れた。それまでのイメージでは、キラキラしておしゃれで素敵だった港町・神戸に。
学校の派遣は1週間足らずだったので、その後すぐにUターン。累計で3ヶ月ほどを神戸市長田区の中学校で過ごした。仲良くなった人もいた。
えっちゃんは埼玉在住の演劇人。
数年後に見に行った舞台は、東京・中野の廃映画館で上演されていて、瓦礫を踏み分けながら客席に着いたら、舞台上に出てきた男がキムチを頭から被ったので、劇場中が強烈な匂いで充満。「げーる・でぃすこー♪」というノリノリの歌とともに踊るえっちゃん。歌にのって変なゲル状のものがばら撒かれ、足を滑らせるのではないかとヒヤヒヤしながら建物を出たら、うっすらと月が出ていたのを覚えている。
うしやまくんは、本名は全然「うしやま」じゃないのに、なぜかそう呼ばれていた。
神戸を後にする時、青春18きっぷで途方もなく長い寄り道をして帰ったのだけど、道中に訪れた彼の実家で会ったお父さんはボディビルダーで、茶の間でムキムキの上半身を披露してくれた。ボディビルダーを生で見た最初で最後の経験。
長尾のおっちゃんは、家が被災したので家族みんなで校庭のテントに暮らしていた。
いかにも元ヤンなおやじで、エアブラシで椰子の木とかが描かれたミニバンに乗っていて、カーステレオからはいつも「セクシャルバイオレットNo.1」か「悲しい色やねん」が流れていた。
一度、長尾のおっちゃんが「おまえらよう働いとるから」といってご褒美に、ハーバーランドに連れて行ってくれた。
えっちゃんも牛山くんもわたしも、配給品の作業服の分厚い上着を着ていて、わたしにいたっては、どこかの県の人が炊き出し用にとプレゼントしてくれたマグロを捌いた時の返り血がべったりついているし、えっちゃんもうしやまくんも、焚き火で袖や裾が焦げていてひどい有様。おまけに4人ともまともに風呂に入っておらず、髪がレゲエ状態。
そんななナリで訪れた夜の港は、本当に輝いていた。神戸の底力を見せようと、既にライトアップが復活。ミニスカート、ブーツ、巻き髪のおしゃれな神戸ギャルたちが、いかした彼とデートを楽しんでいて、その光景があまりにキラキラしていたので、小汚い我々は何だか感動してしまった。
もういっかい谷川さんの詩。
その日私はそこにいなかった
私はただ信じるしかない
怒りと痛みと悲しみの土壌にも
喜びは芽生えると
(後略)
あの日から30年。久しぶりに訪れた神戸の中学校は、確かにここだ、ということはわかるものの、周りがあまりにも変わっていて、狐につままれたように立ち尽くした。でも少し歩くと、ああ、こうだったかも、というところにも出合えてホッとする。
「いかなごのくぎに」を送ってくれた横井のおばちゃんは元気だろうか? けーすけちゃん(犬/雌)はもう生きていないかもしれないな。
震災復興の文化的シンボルとして2002年に開館した兵庫県立美術館を見上げる。カエルが嗤っていた。
ここでも今、30年をひもとく展覧会が行われている。(ö)
10月のはじめに行われた、松本市図書館のイベント「ライブラリレー」。
図書館のイベントなので、本に関係のある人がリレー形式でトークをしていくわけですが、この回ではあをぐみöが、“編集者”という立場からお話をいたしました。
題して「編集という仕事。あるいは大河ドラマをもっと面白く見る方法」。
なぜここに大河ドラマが出てくるのかというと、『光る君』の次となる大河の主人公が、“編集者の祖”ともいえる蔦屋重三郎だからです。編集者の仕事を、江戸時代の蔦重をとおしてご説明する、というのがテーマの意図なのですが、とはいえ、寄らば大樹の陰ならぬ大河の陰とばかりに、蔦重をもちだしてくるとはポピュリストめ、と思いますよね。でも蔦重にフォーカスしたのには、ちゃーんと理由があるのだ。öがその頃ちょうど、この本を編集していたからです。
東京美術から先日刊行されたばかりの書籍『もっと知りたい蔦屋重三郎 錦絵黄金期の立役者』。
著者は千葉市美術館の副館長をご退館されたばかりの田辺昌子さんです。(デザインはあをぐみäが担当)
この本を読むと、今も昔も編集者の仕事内容はほとんど変わりがないのねえ、とつくづく。道具が筆からガジェットに変わったのは大きな変化かもしれませんが、中身はほぼ同じ。「ライブラリレー」でも、そうした編集者今昔物語的なお話をさせていただきました。
この本には、蔦重がどのような人物で、まわりにどんな人がいて、どういった仕事を成し遂げたのかが非常にわかりやすく紐解かれているので、読めば大河ドラマがより一層臨場感をもって楽しめること間違いなし。我々も1月の放送スタートまでにもう一度読み直そうと思います。(ö)
古くからの友人であり、クライアントでもあり、デザイン仲間でもあるOT氏から久しぶりに声がかかり、東京都恩賜上野動物園がジャイアントパンダの来園50年記念として出版する書籍をデザインすることになりました。
それが『つなぐ - 上野動物園ジャイアントパンダ飼育の50年』です。
「ゆめはなんですか」。
学校での面談とか就活中の面接とかで出てくるキラークエスチョン。聞かれるだろうなあと思って用意する答えは、つまらないくらい優等生的になりがちで、かといって不意に問われた場合はホントしょうもないこと言って照れる、或いは激しい後悔に陥りがち。そして年寄りにもなると、問われること自体を皮肉に感じてしまう……キラキラした目でこの疑問に答えられるのは、前途漠たる若者だけだわ。いずれに転んでも、いいことはないわけです。
が、年をとっても”ゆめ”というワードにグッとくることもあるのね。この人の写真を見ていると特にそう思う。アレックス・ソスです。
さまざまなシリーズがあるものの、彼の主な被写体は総じて人とインテリア。人がいる室内もあれば不在の室内もあるけれど、誰もいない室内にこそ強烈に”人”を感じてしまうのは、ソス氏がそれを”ポートレート”として撮影しているからだろう。加えてそこには”ゆめ”も写っている。
初期作品に写る「ゆめ」は、ちょっと人里離れていた。ファンタジーに近いのかもしれないけれど、ゆめ見る当人がその界に閉じこもっていて、ちっとも里に戻ってこないような気配。
例えば開催中の個展にも展示されている、クリスタルさん。彼女は見たところ明らかに、現実世界だけじゃないアナザ・ワールドにも居場所をもっていて、そのことが写真にたっぷり滲み出ている。その独自のゆめ世界は彼女自身にとって安らぎの地であろうが、現実世界の人々の住む里からは遠いかもしれない。そんな不穏がよぎる。
アレック・ソス 展展示風景。手前が《Crystal, Easter, New Orleans, Louisiana》(〈Sleeping by the Mississippi〉より 2002年 作家蔵 ⓒAlec Soth)
他方で、新作シリーズに写る”ゆめ”はまさに、希望とか理想とか、ポジティブな味で満たされている。被写体の多くが、写真とか芸術表現を学ぶ学生だもの。
図録より 《Amelia》〈Advice for Young Artists〉より 2023年 作家蔵 ⓒAlec Soth
「ゆめはなんですか?」……展覧会を見た後にもういちど自分に問いかけてみる。さて、わたしのゆめはなんであり、どこにあるのかしら? (ö)
アレック・ソスさん。
◆開催概要
開催中~2025.1.19(日)
東京都写真美術館 2F展示室
あをぐみが編集とエディトリアルデザインを担当した『ダリ作品集』(東京美術刊)が発売中です。
1924年にアンドレ・ブルトンが『シュルレアリスム宣言』を発表してから100年という今年、ダリの作品集を手掛ける機会をいただけて嬉しい限りです。
しかしダリ……たくさんの仮面を被った全身芸術家で、既刊本も多い……2024年の今われわれが作品集をつくるなら「これだ!」、というものにしなければ意味がないため、なかなかの難問です。
ダリに限らずですが、作品集や写真集のデザインで頭を悩ますのが、絵画作品を「本」というメディアに、「印刷」という表現でどう定着させるかという問題。というのも印刷物は、どんなにがんばっても絵画を完璧に表現できるわけではないので、「本物を観に行くのが一番」と言われてしまったら、ぐうの音もでません。
そのため、作品の紙上再現を目指すのではなく、“作品集ならではのおたのしみ”を提供することに頭を切り替える。
つまり、“作品集を見ること=エンタメ”として、どう楽しんでもらうかを考え、デザインしていくことになります。
今回は、大判であることを活かし、ダリの絵がどーんと大きく見える工夫をしたため、大半の作品解説は後ろにまとまっています。
それらのテキスト内容もかなりご期待いただきたいところ。1人の著者による論考ではなく、監修の松田健児さんを筆頭に、気鋭の研究者チームにご執筆いただいているのです。各人の筆致の違いもマニアックな楽しみ方のひとつかと。
大判で見応えも読み応えもある本に仕上がりましたので、ぜひ手に取ってお楽しみください。(äwö)
あをぐみが編集とエディトリアルデザインを担当した『もっと知りたい喜多川歌麿』(東京美術刊)が発売中です。
浮世絵と聞いて、真っ先に北斎や広重の風景画を想像される方も多いかもしれませんが、浮世絵にもいくつかジャンルがあり、なかでも「美人画」といえばやはり喜多川歌麿です。
名もなきふつーの女性から、当時のトップアイドルのドヤ顔まで、さまざまな表情を描いた歌麿。
その美人画は当然ポートレートとしても楽しめますが、江戸の女性たちの生活や嗜好を知ることのできる貴重な資料、でもあるのです。
華やかな浮世絵作品をバンバン描くその裏で、たびたびお咎めを受けたり、果ては牢屋に入れられたり。それでも屈することなく、あの手この手を駆使しながら絵師であり続けた歌麿の姿を知ることで、画の見え方も変わるかも。著者である田辺さんの鋭くもあたたかい考察や長年の研究が凝縮した、わかりやすく奥深い一冊。じっくりお読みいただけるとうれしいです。(äwö)
武井武雄ファンのみなさま、そして前号が手に入れられていなかった方にも朗報です。
あをぐみがエディトリアルデザインを担当した『新版 武井武雄の本 幻想世界のマルチアーティスト』(別冊太陽 日本のこころ 317/平凡社刊)が、内容も装いも新たな“新版”として発売中です。
“新版じゃないほう”をブログで紹介した時から、もう10年も経っている! ……光陰の速さに衝撃を受けました。
過去に担当した別冊太陽をリニューアルするのは、実に初めての経験でした。
自分でも、“新版じゃないほう”のデザインを気に入っていたこともあり、どこまで手を加えるかはなかなか悩ましい判断でもありました。
できるだけ活かしながら、細かなところをアップデートしておりますので、見比べていただけるとうれしいです。
それにしても、武井武雄作品にはいつ見ても新たな発見がある! と感服しています。
デザインを進めるなかで、推しの作品がさらに増えたり、前回気づかなかった魅力にも出合えました。
そうそう、“新版じゃないほう”の出版は生誕120周年を記念してのことだったので、そこから10年経ったということは、武井武雄が生誕130周年を迎えた、ということでもあるわけです。
というわけで現在、東京の目黒区美術館で「生誕130年 武井武雄展」が開催中。
別冊太陽で紹介されている作品も多数展示されているので、本と合わせてお楽しみいただけます。
僕もひと足先に見てきましたが、これだけの数の作品を一度に観られることはなかなかないので大満足。岡谷市のイルフ童画館を訪れたことがある人でも大満足できるのではないかと、確信しています。(ä)
会期は8/25まで。
あをぐみがデザインおよび「え」を担当した『ならべかえ -ましかくの へんしん-』(かがくのとも 2024年5月号 福音館書店)が発売されました。
著者は数学者の瀬山士郎さん。そのお名前と並んで、表紙に「絵」の担当者として自分(あをぐみ ä)の名前が掲載されたのは、とても光栄です。
タイムマシーンで過去に行って、こどもの自分に手渡してあげたい。「未来のおまえがこれをつくるぞ!」って。
仕事をしているとときどき、憧れていた人に出会えたり共に仕事ができたりという嬉しいことが起こりますが、今回もそれと同様。これまでにない特別な仕事になりました。
この本に出てくる要素はかなりシンプルなので、簡単にデザインが完成したように見えますが、実は逆。ガラスを磨いて何も見えないくらい透明にするのと同じように、細部に至るまでデザインを研ぎ澄ませていくのって、なかなかのエネルギーを必要とするのです。
ネタバラししてしまうとつまらなくなるので多くは語りませんが、印刷にもひと工夫してあり、その効果もうまく出せていると思います。
無意識的なことも、また、意識的に狙ったりすることもありますが、「しかく」を切り「ならべかえ」て形を変えていく行為は、ロゴをデザインする際にもよくやるのです。
なので僕自身としては、この絵本を通して、デザインという行為の原点や自分の思考パターン、そして手癖みたいなことを再確認する感じで、とても興味深く向き合えました。
『ならべかえ -ましかくの へんしん-』を読み(聞かせ)ながら、せっかくなのでいっしょに折り紙を切ってならべかえて、手の楽しみも味わってください。(ä)
松本城址にあるかつての博物館の建物が、もうすぐ取り壊し。別れを惜しみ、その一生を寿ぐように、いま「マツモト建築芸術祭」が行われています。
特に松本市にお住まいの方には、ぜひ見ていただきたい。
あをぐみöが「カーサブルータスウェブ」にリポート記事を書きましたので、ご参考までに。
会期は3月24日まで。(ö)
中央図書館でのワークショップとトークイベントにご参加いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
あいにくの天気でしたが、多くの方にお集まりいただき、そして楽しんでいただけて、とてもうれしく思っております。
当日の感想なども、今後のあをぐみブログでお伝えしていきたいと思いますが、まずは大事なありがとうをお伝えしたく、この場をお借りしました。
ワークショップでみなさんにデザインしていただいた文字のフォントは、ただいま作製中。
まだまだ時間がかかってしまいますが、完成したら図書館からご案内が届きます。楽しみにお待ちください。
午後のトークイベントのときに「勇気をもつ」という話しをしましたが、アンケートのコメントを拝読しながら、勇気づけられてるのはいつだってわれわれの方なんだよなあ……と、しみじみしています。(ä)
来る2月23日、あをぐみäが松本市中央図書館でワークショップとトークイベントを行うことになりました!