あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『武井武雄の本 童画とグラフィックの王様(別冊太陽 日本のこころ 216)』
(平凡社刊)が、発売になりました。
「童画」の世界を確立した武井武雄は、絵本好きにはおなじみの名前。
そんなこともあり、子ども向けの画家という先入観を
もたれている方も多いのではないでしょうか?
今回デザインする上で、沢山の作品を拝見させていただきましたが、
いやはや、大人も十分すぎるほど楽しめる作品だらけです。
特に「刊本作品」と呼ばれるシーリーズは圧巻。
グラフィックデザイナーや印刷・製本などにかかわる仕事をされている方や
興味のある方には、どの作品もきっと驚きの連続でしょう。
監修されたのは「イルフ童画館」のみなさん。
武井の作品が観られる「イルフ童画館」は、
武井武雄の故郷でもある岡谷市にあります。
松本市からも近いので、撮影なども含めて何度もお邪魔させていただきました。
この館のすてきなところは、
ワークショップなどで実際に武井の刊本作品に触れられるところ。
まだ訪れたことのない方は、ぜひ行くべし。
2014年は、武井武雄の生誕120周年ということもあり、
3月26日から高島屋日本橋店をスタートにした
武井武雄生誕120周年記念・全国巡回展などイベントも目白押しです。
昔からの武井武雄ファンにも、今回の別冊太陽でファンになった方にも
とっても楽しみな1年になりそうですね!(Ä)