2013-09-18

竹内栖鳳 近代京都画壇の大家(別冊太陽 日本のこころ 211)

あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『竹内栖鳳 近代京都画壇の大家(別冊太陽 日本のこころ 211) 
(平凡社刊)が発売になりました。



もうご覧になられた方もいるかもしれませんが、
10月14日まで東京国立近代美術館で大きな回顧展が開催されている竹内栖鳳。
別冊太陽もその栖鳳の魅力が、十二分に楽しめる一冊に仕上がりました。

栖鳳の絵には、かわいい動物が描かれているものが多く、
日本画になじみのない方でも、とっつきやすい画家のひとりだと思います。

パッと見のかわいさから今一歩踏み込んで見ると、
たとえば毛の1本1本が細か〜く描いてあることに気付いたり。
そういうことに驚愕するのも楽しみ方の1つかもしれません。
とにかくその圧倒的な筆使いにしびれますよ。

これだけ細かく描いてるので、小さい絵が多いのかと思いきや
大作が多く、実物の虎やライオンを目の前にしているような気分になります。

まだご覧になられていない方は
ぜひ展覧会でそのすごさに圧倒されてほしいですね。
別冊太陽とあわせてお楽しみいただければ幸いです。

たとえ東京で見逃しても
10月22日からは京都市美術館へ巡回しますよ!(Ä)