僕が好きな絵本作家のひとり、
パツォウスカーの展覧会が行われているので
安曇野ちひろ美術館に行ってきました。
絵本という括りでは収まらない
独特の世界観をもったチェコの作家です。
強い色彩のエネルギッシュな表現が多いので、
見ているこちらも元気がふつふつと沸いてきますね〜。
今回、特に興味深かったのは、
空間インスレーションを撮影した映像作品。
パツォウスカーのこういった作品は初めて見ました。
ここ最近、ある仕事の下調べのため
絵本を気にする機会が多かったことも重なって、
あらためて絵本における自分の好みを再確認した感じです。
その”好み”とは、イラストというよりグラフィックデザインの要素が強いこと。
今回見に行ったパツォウスカーはもちろん、
僕の好きなブルーナやムナーリ、
レオ・レオニなどもそうした傾向の作家さんです。
そうそう、話は変わりますが、
ちひろ美術館にはあをぐみÄが、
独立前に所属していたデザイン事務所で手掛けた本が置いてあります。
『ちひろと世界の絵本画家たち ちひろ美術館コレクション』
なつかしい……初版の発売は、2000年ですからロングセラーですね。
館では購入も閲覧もできますので、
来場の際、手に取ってみてもらえるとうれしいです。(Ä)