2014-11-08

赤瀬川原平さん(其の2)

デザイン事務所を退社した後、ポカンと空いた時間を活かし、
『赤瀬川原平の日本美術観察隊』で取り上げられた作品を観に
美術館などに出かけたり、
日本美術応援団関連トークイベントなどへ足を運ぶうちに
赤瀬川さんとも、そして団長でもある美術史家の山下裕二先生とも
直接お話しするチャンスが生まれました。
(山下先生もまた、あをぐみÄにとって
「この人に出会わなければ絶対にいまのオレはいない」人のひとり)。

ちなみに先日のブログで紹介した
『赤瀬川原平の日本美術観察隊』には、
赤瀬川さんの面白観察はもちろんのこと
山下先生の専門的な作品解説もあるので、
面白がっているうちにしっかりとした知識も身につくのです。

この赤白2冊の「日本美術観察隊」を
赤瀬川さんは「赤白本」と呼んでとても気に入ってくださっていました。
これをきっかけにÄは、「赤白本の青柳さん」と
トリコロールのようなニックネームをいただくことになります。
これは本当にうれしかった。

そのうちお2人に
「時間があるなら本のデザインをしてよ」と声をかけていただいたことで、
デザイナーをやめるか続けるか迷っていたあをぐみÄは、
もう一度デザインの舞台に引き戻していただいたのでした。

つづく(Ä)