2014-09-16

たぐ展☆ TAG-TEN

好きな作家の作品がたくさん出展されていることもあり、
ずっと気になっていた「たぐ展☆ TAG-TEN」@松本市美術館。
やっと時間ができたので、行ってきました。

ひとくせある変わった展覧会タイトルは、
市内の小学生が命名したんだそう。

タイトルもそうですが、この展覧会がユニークなのは、
「小学生目線」が入っていること。
田口コレクションからの候補作品48点を、
松本市内の小学生による人気投票で選別。
各校1位となった作品ほか、
みんなが選んだ24点が展示されたフロアがあるところも
楽しいポイントです。

あをぐみÄも大好きな作家の1人、
カラ・ウォーカーの作品が選ばれていたのは、とてもなっとく!
毒気のあるダミアン・ハースト作品も人気が高かったりして、
小学生とは言えなかなか侮れないセレクトです。
全体的に「物語」を感じさせる作品が多く選ばれているのが印象的でした。

美術館セレクトのフロアでは、草間作品はもちろん、
長野県にゆかりのある飯沼英樹さんの木彫など
バラエティにとんだ作品構成でとっても見応えありました。
あをぐみともつながりの深い作家、天明屋尚さんの
「Fighting spirit」など、一部の作品は写真撮影もOKでしたよ。


現代美術になじみのないひとに特におすすめしたい展覧会です。
28日まで。(Ä)