所用で松本=塩尻間を車で往復したのですが、
瓦が崩れてしまって屋根をブルーシートで覆っているお家が
とても多いのにびっくり。
炎天下の中、職人さんたちが工事してるのをみて
車の中でこちらも思わず汗をぬぐってしまいました。
瓦って日本の伝統的な屋根素材ですが、
こんなに被害が出ているのを目の当たりにしてしまうと
耐震性はどうなんだろうと気になる……。
そして調べてみたら意外なことがわかりました。
普通に考えれば……
●崩れにくい
●落ちにくい
●軽い
という瓦をデザインすると思われますが、
昔の偉人たちはそうではなく
●弱い揺れに対して適度に重く
●強い揺れの場合には落ちる
という仕様にすることで、
家屋が全壊するのを防いでるようです。
スゲーーーー! この考えには思い至らなかった。はずかしい。
確かに、屋根はひどいことになっているお家は多かったのですが、
全壊や半壊の建物は見かけませんでした。
古くから続くものにはきちんとした理由があるということを
あらためて思い知りました。ごめんなさい「かわら」さん。(Ä)