自分たち自身も切手ファンのあをぐみ。
ショールーム内ショップ【The store】で販売中の古い切手もとっても御好評いただいております。
さてさて、そんな切手つながりでご紹介したいイベントが。
明日7月1日から東京・目白の「切手の博物館」で始まる「美しい昆虫展 甲虫編」です。
展覧会のタイトル通りカブトムシなどの甲虫にスポットを当てた世界各国の切手が、800点(!)展示されます。
数の多さも切手の博物館ならでは。
で、今回あをぐみは本展のちらしをデザインさせていただきました。
チラシのキャッチコピーに
「本物の虫は苦手でも、美しい昆虫切手なら大丈夫かも!」とあるように、虫をテーマに、多くの人に愛されるようなビジュアルをつくるのは……実はなかなかハードルが高い(苦笑)。
虫らしさを排除して、かっこいいビジュアルをつくることもひとつの解決策かもしれません。
でも今回はあえて「虫」に向き合いながらデザインすることに。
タイトルロゴも、虫の手足や触覚などをモチーフにしつつ、
ギリギリ不快に感じないようにユーモラスな表情をもたせました。
かつて小学校で見たのかは定かではありませんが、標本箱にきれいに並べられた昆虫たちが宝石のようだった記憶が、デザインしながらふと浮かんできました。
というわけでそのぼんやりした宝石のようなイメージを、タイトルロゴと組み合わせることにして、今回のチラシは完成。
会期は9月27日までなので、夏休みのお出かけに切手の博物館へぜひ。切手の魅力にはまること間違いなしです。
チラシはあをぐみショールームpbaでもお配りしています。(Ä)
2015-06-30
2015-06-27
美女、動物……そして妖怪も
本日から三菱一号館美術館ではじまった「画鬼・暁斎― KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」展。会場となっている美術館を手がけた建築家ジョサイア・コンドルは何と、当時抜群の人気絵師だった河鍋暁斎の、お弟子さんだったんですね〜。
会場ではさまざまなジャンルにわたる暁斎の絵と、彼に教えを乞うたコンドルの絵などが並びます。美人画も有名な暁斎ですが、動物を描いた鳥獣戯画的なユーモラスな絵もたくさん残していてなかなか楽しいので、ここで一部ご紹介(*写真は主催者の許可を得て撮影しています)。
猿にちょっかいを出されている鹿の苦々しい表情が何とも好きです。
鯛をかじろうとしているネズミに怒り狂う恵比寿と、なだめる大黒天。どうどう。
長野県がらみで言えば、暁斎は戸隠神社の天井絵も描いているのですが、その滞在中に別の作品も残していて、今回の展覧会でもその一部が見られます。
これがねえ、すごい絵なんですよ。狼を描いたものなのですが、口にくわえているのは何ともリアルな生首……このブログに写真を掲載しようと思いましたが、あまりに生々しいので自主規制します(笑)。気になる方はぜひ会場に足をお運びください。
絵師としてだけではなく、建築家としてのコンドルの業績も見られます。
会期は9月6日まで。(Ö)
会場ではさまざまなジャンルにわたる暁斎の絵と、彼に教えを乞うたコンドルの絵などが並びます。美人画も有名な暁斎ですが、動物を描いた鳥獣戯画的なユーモラスな絵もたくさん残していてなかなか楽しいので、ここで一部ご紹介(*写真は主催者の許可を得て撮影しています)。
猿にちょっかいを出されている鹿の苦々しい表情が何とも好きです。
鯛をかじろうとしているネズミに怒り狂う恵比寿と、なだめる大黒天。どうどう。
長野県がらみで言えば、暁斎は戸隠神社の天井絵も描いているのですが、その滞在中に別の作品も残していて、今回の展覧会でもその一部が見られます。
これがねえ、すごい絵なんですよ。狼を描いたものなのですが、口にくわえているのは何ともリアルな生首……このブログに写真を掲載しようと思いましたが、あまりに生々しいので自主規制します(笑)。気になる方はぜひ会場に足をお運びください。
絵師としてだけではなく、建築家としてのコンドルの業績も見られます。
会期は9月6日まで。(Ö)
2015-06-24
『TYCONIST』TAKUYA
本日6月24日、和太鼓奏者・TAKUYAのCD『TYCONIST』が(ダウンロードも)発売になりました。
あをぐみは、ジャケットのデザインはもちろん、CDのアートワーク全般もお手伝いしております。
「和太鼓」は、日本人ならだれしもが先入観を抱きがちな楽器。でも今回のワークではその先入観を取り除いて、「TAKUYAらしさ」をうまく定着できたデザインに仕上げられたな〜と自画自賛。
TAKUYAは、和太鼓を叩きながら歌うことを独自のスタイルにしていますが、CDでは一味違った要素満載です。まだTAKUYAの音楽に触れたことのない人でも、楽しめる内容に仕上がっていると思いますよ。
和太鼓の録音は空気の振動を封じ込める作業になるのでしょうから、レコーディングの現場はいろいろと大変だったでしょうね。
気軽に楽しめるダウンロード版もいいですが、よいオーディオ機器をお持ちの方は、ぜひSACDで『TYCONIST』に酔いしれていただきたいところです。
素晴らしいCDが完成しましたが、TAKUYAの醍醐味はやはりライブにあると思います。
近々では8月8日に調布市文化会館 たづくりくすのきホール でライブの予定があるので、そちらへもぜひ足をお運びいただければと。
あをぐみがデザインしたTAKUYAグッズも並びま〜す!(Ä)
2015-06-16
2015-06-11
梅雨入りですが
関東甲信越もとうとう梅雨に入りましたが、とたんにいい天気。かくも天気は気まぐれでございます。
とはいえ確実に夏に向かっているわけで、あをぐみショールーム【place by awo】の花壇もにぎやかなことになっております。
アリスちゃんとかもいるし。
ぜひ遊びにいらしてください。(Ö)
とはいえ確実に夏に向かっているわけで、あをぐみショールーム【place by awo】の花壇もにぎやかなことになっております。
アリスちゃんとかもいるし。
ぜひ遊びにいらしてください。(Ö)
2015-06-02
小林清親 “光線画”に描かれた郷愁の東京(別冊太陽 日本のこころ 229)
あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『小林清親 “光線画”に描かれた郷愁の東京』
(別冊太陽 日本のこころ 229/平凡社刊)が、発売になりました。
“浮世絵”という言葉からイメージする絵柄とはだいぶ異なる、独特の光と影の表現が魅力の浮世絵師、小林清親。
デザインにとりかかる前に、静岡市美術館で開催されていた(現在は終了)「小林清親展」で実際に、多くの作品を拝見してきました。その甲斐もあって、再現性の高い一冊に仕上がっています。
当時は最先端だった(今でもじゅうぶんモダンな作品だけど)清親の浮世絵ですが、
現代のわれわれがみると独特の郷愁感に包まれます。
東京の名所などが描かれた作品が多いとはいえ、土地勘がない方でも充分に楽しめますよ。
没後百年ということもあり、各地で展覧会も開催されています。
近くで作品がみられる方は、ぜひ実物をご覧になってみてください。
そうそう、清親は松本の浅間温泉へもスケッチ旅に来ていて、ゆかりの作品が残っているよう。
あをぐみとしては、ぜひそれらを見に行きたいなあと思っています。(Ä)
『小林清親 “光線画”に描かれた郷愁の東京』
(別冊太陽 日本のこころ 229/平凡社刊)が、発売になりました。
“浮世絵”という言葉からイメージする絵柄とはだいぶ異なる、独特の光と影の表現が魅力の浮世絵師、小林清親。
デザインにとりかかる前に、静岡市美術館で開催されていた(現在は終了)「小林清親展」で実際に、多くの作品を拝見してきました。その甲斐もあって、再現性の高い一冊に仕上がっています。
当時は最先端だった(今でもじゅうぶんモダンな作品だけど)清親の浮世絵ですが、
現代のわれわれがみると独特の郷愁感に包まれます。
東京の名所などが描かれた作品が多いとはいえ、土地勘がない方でも充分に楽しめますよ。
没後百年ということもあり、各地で展覧会も開催されています。
近くで作品がみられる方は、ぜひ実物をご覧になってみてください。
そうそう、清親は松本の浅間温泉へもスケッチ旅に来ていて、ゆかりの作品が残っているよう。
あをぐみとしては、ぜひそれらを見に行きたいなあと思っています。(Ä)
2015-06-01
6月!
松本における最大のイベントのひとつであるクラフトフェアが終わり、気づけば今日から6月。みなさま、衣替えは済みましたか? あをぐみショールーム【place by awo】の6月の営業案内も更新いたしましたが、今週末早速お休みをいただいておりますのでご了承いただけると幸いです。
さてさて、今年のクラフトフェアにもたくさんの方々が県内外から、そして遠くは国外からもいらっしゃっていて(台湾からわざわざ来た、という方にお会いしました)、改めてフェアの人気具合を実感しました。あをぐみショールーム【place by awo】にもたくさんの人が来てくださって感謝感激。久しぶりの友人にもお会いできてうれしかったわ〜。みなさまどうもありがとう!!
6月もどんな出会いがあるのか、とても楽しみです。(ÄwÖ)
さてさて、今年のクラフトフェアにもたくさんの方々が県内外から、そして遠くは国外からもいらっしゃっていて(台湾からわざわざ来た、という方にお会いしました)、改めてフェアの人気具合を実感しました。あをぐみショールーム【place by awo】にもたくさんの人が来てくださって感謝感激。久しぶりの友人にもお会いできてうれしかったわ〜。みなさまどうもありがとう!!
6月もどんな出会いがあるのか、とても楽しみです。(ÄwÖ)
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