前回に引き続き、
開催中の大規模アートイベント「ヨコハマトリエンナーレ」について。
このイベントは横浜市のいろいろなところで
同時多発的に開催されていますが、
メイン会場は「横浜美術館」と「新港ピア」の2箇所です。
今日はそのうちの「横浜美術館」をご紹介。
トリエンナーレのサブタイトルになっている
「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」にまつわる、
11の物語に分かれた展覧会が開催されています。
そのなかの第二話で紹介されているのが
「釜ヶ崎芸術大学」の取り組み。
とにかくごっちゃりと隙間のないほど並べられた“作品”から
一種異様な雰囲気が漂います。
「釜ヶ崎芸術大学」がナニモノなのかは
サイトを見ていただくとして、
この圧倒的な量と、その作品群から漂う表現欲求の強さに
心しめつけられるような思いがいたしました。
会期中には「釜ヶ崎芸術大学 in ヨコトリ」と題した
講座が9月から10月にかけて3つ開設されます。
これ、ぜんぶ行きたい!
横浜美術館での展示は、
「キレイなアートを鑑賞する」という考えで行くと
カウンターパンチを喰らう感じ。
覚悟して行くべし。
次回はもうひとつのメイン会場、「新港ピア」のことを書きます。(Ö)