とうとう松本でも桜が散ってしまいましたが、アルプス公園とか、ちょっと標高の高いところだとまだ残っているみたいです。
さてさて、もうとっくに桜が散りきった東京でさまざまなおもしろい展覧会が目白押しなので、一部をご紹介。
銀座メゾンエルメス フォーラムで今日からはじまる「線を聴く」 展です。同展は、これまた今日から始まっている森美術館での展覧会と関連したもの。森美術館の展覧会についてはまた後日ご紹介します。
で、このエルメスでの展覧会は「線」をテーマに、自然の中に見出すことのできる線や、 線の生まれる場所に焦点をあてた作品など8組の美術家らのワークを展示しています。
右のケースに入っているのは、出品作のなかで唯一作家作品ではなく、自然がつくりだした石の展示。これ本当によかったです。地球活動の繊細さに心打たれます。
そしてこの緑色の作品はキューバ生まれの美術家イグナシオ・ウリアルテさんの作品。
何だろう……と近づくとほら。
4種類のサイズの違う輪ゴムでできている。
イグナシオさんは会社員だった経験をもつ作家で、オフィスで使われているごく当たり前のものを使った作品で知られる人。この会場でもコピー用紙を使った別の作品が見られます。
会期は7月5日まで。(Ö)