2015-04-11

永遠に生きるということ

今日から東京都現代美術館で、「山口小夜子  未来を着る人」展がはじまりました。
山口さんのことはご存知の方も多いと思いますが、アジア人初のトップ・モデルとして世界を舞台に活躍しつつ、後になって音楽、映像、演劇など多ジャンルでもたくさんの印象深い作品を残したひと。

まあ何より、とにかく存在感がある。その一言で片づけてしまうのか……とも思えるけれど、これ以上の言葉は見つからないし、山口さん以上に存在感のある人物を、わたくしは知りません。

実を言うと山口さんが亡くなる2週間くらい前に仕事を依頼していて、亡くなったと聞いてがく然とした経験が、あをぐみにはあります。でも仕事のオファーをしつつも、この人に何かを話してもらうとか、直接お会いするとか、ありえるんだろうか……と変な形容しがたい感情があったのも事実でした。それだけ“別世界感”があったんですね。


さて、展覧会は観ていただくのが一番としても、チラッとその様子を撮った写真だけ並べておきます。


こうやって、いろいろな人の作品、そして自分自身の表現の中に、永遠に生き続けるひと。

展覧会は6月28日まで。(Ö)