京都を中心に「琳派」をテーマにした展覧会やイベントが
全国でもたくさん開催されます。
「琳派」についての詳細は検索していただくとしても、
代表作でもある俵屋宗達の『風神雷神図』と聞けば、
「あ、あれね!」とピンとくる人も多いのではないでしょうか。
で、数多く企画されている琳派の展覧会のひとつに、
昨日(3月11日)から京都・髙島屋で開催している
琳派400年記念「細見美術館 琳派のきらめき ─宗達・光琳・抱一・雪佳─」が
あります。
実はその展覧会図録を、あをぐみがデザインさせていただきました。
裏表紙も可愛く♥
現代の僕らが見ても「かっこいい! かわいい!!」と思える琳派の作品たちですが、
おそらく当時でも最先端のメディア表現であり、かなりエッジのたった作品やデザインだったと想像できます。
それをふまえ図録デザインで意識したのは、400年という長い歴史をもつものだからといって“トラディショナルでアカデミックな雰囲気”に落ち着けるのをあえて避け、
“きらめき”といった軽やかさを出すことでした。
というわけでタイトルもきらめいております。
本展は、京都をスタートに大阪→横浜→日本橋と4会場の高島屋で
5月まで巡回されますので、ぜひ足をお運びください。(Ä)