写真家ハナブサ・リュウさんの作品展「肖像✦身体 -Portraits ✦ Bodies-」が、東京・新宿のニコンプラザ東京 THE GALLERY で11月14日まで開催されています。
ハナブサさんとあをぐみとは、別冊太陽の『パリ オルセー美術館』のデザインを担当させていただいたのが最初のご縁でした。このとき2006年。
続けて、同じ別冊太陽の『モネ 光と色の革命児』、『ルノワール 色の魔術師』とデザインを担当。当時フリーランスとしては駆け出しだった自分が、デザイナーとして信頼される責任や喜びをひしひしと実感したことを思い出します。
以上の3冊は、「写真家の目をとおして絵画や彫刻を観る」という、おもしろくも貴重な”体感”のできる本となりました。
あれから15年以上の時が経った今年、ひさしぶりにハナブサさんのお手伝いをさせていただく機会がありました。
それがニコンでの個展のDMとパネルワークです。
先日あをぐみも拝見してきましたが、被写体は蝋人形や彫刻なのに、人間の生々しさ……いや、なまめかしさが感じられる蠱惑的で魅力的な写真がずらりならび、圧巻でした。
新宿へお出かけの際には、ぜひニコンプラザ東京 THE GALLERY へお立ち寄りください。11月24日からはニコンプラザ大阪 THE GALLERYへ巡回しますので、お近くの方はぜひそちらへも。(ä)