あをぐみがエディトリアルデザインを担当した作品集『久保修 切り絵画家の半生』(淡交社刊)が発売中です。
久保さんは切り絵画家。その作品集であることを意識し、ジャケットも丸く切り抜いて、表紙のうさぎが見えるしかけを施しました。
表紙の作品がどうなっているのかは、ぜひ手に取ってお楽しみください。
この書籍のいいところは、前半が作品集のスタイルをとっていて、後半では久保さんがいかにして切り絵画家となり、現在も精力的に作品を作り続けているのかなどのエピソードを、エッセイで楽しめるところ。2度美味しい本、というわけです。
くすっと笑えるような逸話から、真剣に作品づくりに向き合ってきた姿など、久保さんの考えや姿勢に触れることで、より深く(近く)作品が楽しめるようになります。
そんな久保修さんの展覧会が、美術館「えき」KYOTOで、4月7日まで開催されています。花見に京都へ…なーんて方は、ぜひ美術館に立ち寄って、実作品の緻密さ、精巧さに驚いてみてください。
久保修さんについてもっと知りたいという方は、こちらもぜひ。(ä)