あをぐみがエディトリアルデザインを担当した『もっと知りたい熊谷守一』(東京美術刊)が発売中です。
あをぐみを設立する以前の、ちょうどフリーランスで開業した頃は、豊島区の要町駅近辺に事務所をかまえていました。なので、時間ができたときや頭が疲れたときなどに、徒歩圏内にあった熊谷守一美術館へふらり。グラフィックデザインを志すものとして、その絵をながめているだけで学べることが山ほどあり、シンプルな絵をつくることがどれほど大変かがよくわかります。個人的にも大好きな画家の一人です。
もともと大好きな画家の本にかかわれるのは、本当にうれしいこと。もちろん気合いも入ります。ただしこういうときは気合いが入りすぎて気持ちが空回りしがちなので、なるべく気持ちを落ち着け、襟を正して机にむかいました。
3月21日まで東京国立近代美術館でも大回顧展が開催されているので、ぜひ展覧会へも足を運んで、作品をじかに味わってほしいです。(Ä)