あをぐみがエディトリアルデザインを担当した
『フィンランド・デザインの原点 くらしによりそう芸術』(東京美術・刊)が、発売になりました。
マリメッコのテキスタイルやイッタラなどのプロダクトは、日本でもおなじみ&大人気。それらがフィンランドのデザインだと知っている人も多いと思います。
この本は、フィンランドの歴史や文化を通して、その独自の美意識がジャンルを超えてどのように影響しあっているかを知ることのできる、とっても画期的な一冊に仕上がっています。フィンランドデザインファンは必見!
ちなみに内容は、「デザイン」「建築」「絵画」の3章だて。
「デザイン」や「絵画」はわかるけど「建築」ってどう見ればいいの? と少し距離を遠く感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、アルヴァ・アアルトの建築図面は、すごくグラフィカルな表現なので、なじみがない方でも楽しめます。
そして「絵画」も、とってもおすすめ!
一見すると写生的なのに、どこか少しふわっとした印象の風景画とか、ながめていてとても気持ちがよい。なかなか来日の機会がないフィンランドの絵画ですが、実際に観てみた〜い! とつくづく思いました。
というわけでこの一冊、ぜひ手に取ってお楽しみください。フィンランドへ行きたくなってしまいます。
ちなみに愛知県美術館では、5月28日まで「フィンランド・デザイン展」が開催中。
そちらも足を運んでみてはいかがでしょう。(Ä)